見出し画像

虫歯の特徴

顎骨骨髄炎について

顎骨骨髄炎の原因は、虫歯や歯周炎からの感染。 歯は歯根と呼ばれる根っこの部分が顎の骨に埋まっているため、虫歯や歯周炎によって細菌が入り込みやすくなってしまうのです。 虫歯や歯周炎から以外の原因としては、顎の骨に発症する腫瘍や嚢胞(のうほう)と呼ばれる液体や固体が溜まった袋のようなものが感染源として挙げられげられます。

症状について

虫歯から髄膜炎を発症してしまうと激痛や発熱、全身のだるさなど、体にさまざまな症状が現れます。 状況によっては全身麻酔をかけての手術を行う場合もあるので、虫歯は絶対に放置せずきちんと治療を行う事が重要です。

骨髄炎では、痛み・腫れ・熱感・皮膚の赤みなどの局所的な症状と発熱・体重減少などの全身症状が生じます。 急性の場合には局所的な症状と全身症状の両方がみられますが、慢性の場合には全身症状は伴いません。

放置し続けるについて

たかが虫歯ですが、放置し続けると菌血症や敗血症、感染性心内膜炎、心筋梗塞、脳梗塞といった命にかかわる病気につながることがあります。 初期虫歯は歯を削る量も少なくてすみますし、フッ素塗布でよくなる場合もございます。 定期的な歯科検診で早期発見・早期治療を目指しましょう。

病気について

虫歯ができているにもかかわらず、治療せずに放置していると、以下のような病気を発症することがあります。

・誤嚥性肺炎・心臓病・早産・中耳炎・痴呆・脳梗塞

こちらが、肺の炎症につながります。

また、虫歯は狭心症や心筋梗塞も引き起こすことがあり、動脈硬化も進展しやすいです。

感染について

虫歯から骨に炎症が広がってしまう。骨髄炎といいます。 虫歯は歯の感染症であり、全身に様々な影響を及ぼすことが分かっています。 細菌は虫歯や歯周病によって弱った歯茎から身体の中に入り込んでしまいます。 顎の骨に細菌が入り込んでしまうことで、「顎骨骨髄炎」と呼ばれる病気になることもあります。

可能性について

重い脳の障害を引き起こし、治療しなければ、患者の50%が死に至ります。 髄膜炎菌(Neisseria meningitides)を原因とする髄膜炎菌性髄膜炎は、大規模な流行を起こす可能性があることから、特に重要です。

顎の骨に入り込んだ虫歯菌が全身を回ってしまうと、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす可能性があります。 また血管に虫歯菌が入り込んで敗血症になる恐れも出てきます。 海外では死亡例も出ており、虫歯菌が首から下に回ってしまった場合、死亡率は約20%と言われています。

治るについて

骨髄炎は難治性感染症の範疇に入り治療終了時期が非常に大切です。 通常は「治療開始後, 発熱, WBC, CRPが完全に正常化してから4~6週間の継続治療」が必要です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?