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米を炊く前に水に浸す効果

水を浸すについて

じっくり浸す 芯までふっくら炊くために、米の中心まで十分に水を浸透させることが重要です。 吸水時間は通常30分程度、冬場は水温が低いので60分程度浸すのが理想的です。 炊飯器のスイッチを入れ、炊飯します。

浸すとどうなるについて

炊く前に、に浸すことがとても大切です。 浸漬 しんせき をすることにより、おの芯までたっぷりとが浸透します。 を含んだおは、炊き増えし、ふっくらと炊き上がります。 最低30分(冬場なら1時間) 浸漬 しんせき するようにしましょう。

時間について

お米は浸水してから約2時間で飽和状態となるため、それ以上浸し続ける必要ありません。 特に、夏場の暑い時期に常温で浸水していると雑菌が増加してしまうため、冷蔵庫でボウルや内釜ごと浸水すると良いでしょう。 雑菌の繁殖を防ぐため、冷蔵庫で浸水する場合であっても、最長で9時間程度とすると安心です。

つけないについて

浸漬が不足し、米粒の中心部まで水が浸透していない状態で加熱すると、米粒表面に糊層ができてしまい、この糊層が水および熱伝道を妨げるため、中心部には糊化に必要な水が不足し、芯のある米飯になってしまうのです。

忘れたについて

浸けるのを忘れてしまった時などは、40度ぐらいのお湯で1時間ほど浸けておけば大丈夫。 お水に浸してあったお米を鍋に入れたら、お米の上、1センチぐらいまで水を入れる。

時間が無いについて

浸水時間がない場合でも、おいしいごはんをあきらめることはありません。 水ではなく、ぬるま湯で炊くと、吸水が早くなってじゅうぶんおいしく炊き上がります。 このとき10分でも浸水させると、いっそう効果的です。 味のムラをなくして、おいしいごはんが食べられるように。

冬の時間について

冬・・・約60分~90分

お米の浸水スピードは、水温が高いと速くなり、低いと遅くなる傾向にあります。

半日浸水について

半日(12時間)以上の浸漬は米の旨みやデンプン質が水に溶けだして、お米が割れやすくなってしまい、べちゃついたご飯になってしまいます。 夜につけて冷蔵庫に入れておき、朝に炊くという場合は12時間を超えないよう注意しましょう。

失敗について 

硬かったとき、芯が残っていたときは? 炊き上がりが硬かったり、芯が残った場合、耐熱容器に移し替えてお酒を大さじ1~2杯加えてラップをして電子レンジで15分ほど加熱します。 状態をみて時間を延長してみてくださいね。 水を50mlほど加えて炊飯器で炊きなおす方法もあります。

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