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ハロウィンは騒いだっていいんです

こんにちは。

エキスパート通訳トレーナーの冠木です。


今日こそはハロウィンです。

最初に私の結論を書いておきますね。


ハロウィンは

キリスト教の行事だから
商業的にもりあげるなんて
とんでもない、という正論は
的外れでしかない

ということです。

前稿ではハロウィンは
アイルランドのお祭り、
サウィン、Samhainに
由来するとお伝えしました。




でも、SamhainとHalloweenは
随分違いますね。

実は、Halloweenは
Hallow(聖なる)+ Eve(前夜、前日)
という成り立ちです。


Hallowとは…
聖なる、という意味で
ハロウィンの次の11月1日は
「万聖日」と呼ばれます。
全ての聖人を想う日、

ということです。


ところが、この万聖日、
細かいことを省いても
東方教会では

5月ごろが普通です。


西方教会も初回は
西暦609年にローマの
ボニファティウス帝が
パンテオンをキリスト教に
リフォーム(!)した日を

記念して5月13日!


それが11月1日になったのは
アイルランドのサウィン祭りと
くっつけたらいいと考えた
837年という超最近からです。


サウィン祭りのあとに
万聖日を動かしたのです。


昔のカトリックはすごい!!


いまだかつて、
明治以降の日本に
やってきたキリスト教が
郷土の祭りになじもうとしたことが
あったでしょうか

「ハロウィンはキリスト教の行事だから
商用はとんでもない!」 なんていう


インテリ・クリスチャンさんとは
本気で議論しなさいますな。

くれぐれも、
穏やかなハロウィンなるときを

お過ごしください。

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