見出し画像

TWSNMPのiOS連携アプリ開発のための学習: iOSでFont Awesomeを使う

今朝は、休みと知ってか猫が少し起こすのを遅くしてくれました。とは言っても4時。今日のiOSアプリ開発の学習はFont Awesomeを使ってアイコンを表示するサンプルプログラムです。

Font Awesomeについて

Font Awesomeは

のサイトにあるように簡単にアイコンを表示するためのものです。
復刻版のTWSNMPマネージャでも使っています。

の記事に書いてあります。

画像1

の赤い矢印のところは、すべてFont Awesomeです。

iOSの連携アプリでもアイコンを表示したい場所があります。同じFont Awesomeが使えればよいと思ってGoogleに"swift fontawesome"と聞いてみました。ありました。同じことを考えている人がいて嬉しいです。

ちょっと古いのでアレンジが必要ですので、私のやったことを書いておきます。

フォントダウンロードする

今だとデスクトップアプリ開発用のフォントファイルがダウンロードできます。

のページの

画像2

のボタンからダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルを展開すれば、otfというフォルダに今回使うフォントがあります。

画像3

XcodeのPlaygroundに追加する

ダウンロードしたフォントファイルをPlaygroundのResourcesフォルダに追加します。ドラック&ドロップすればよいです。

画像4

フォントをPlaygroundにロードする

追加したフォントをプロジェクトで使う場合には、plist.infoの編集とか書いてありますが、Playgroundで使う場合は、

のコメントを参考にして、

let fontURL = Bundle.main.url(forResource: "Font Awesome 5 Brands-Regular-400", withExtension: "otf")
CTFontManagerRegisterFontsForURL(fontURL! as CFURL, CTFontManagerScope.process, nil)
let faFont = UIFont(name: "Font Awesome 5 Brands", size: 100)

のように読み込みます。この例では、企業ブランドのアイコンを読み込んでいます。注意が必要なのは、Bundle.main.urlのパラメータは、ファイル名を指定しますが、 UIFontのnameは、読み込まれたフォント名を指定します。

最終目標のアイコンを表示する

読み込んだフォントを使って、"github"という文字列のラベルを作ればアイコンを表示できます。

画像5

のような感じです。
作ったサンプルコードは、

import UIKit
import PlaygroundSupport

let fontURL = Bundle.main.url(forResource: "Font Awesome 5 Brands-Regular-400", withExtension: "otf")
CTFontManagerRegisterFontsForURL(fontURL! as CFURL, CTFontManagerScope.process, nil)
let faFont = UIFont(name: "Font Awesome 5 Brands", size: 100)

print(UIFont.familyNames)

class MyViewController : UIViewController {
   override func loadView() {
       let view = UIView()
       view.backgroundColor = .white

       let label = UILabel()
       label.frame = CGRect(x: 150, y: 100, width: 400, height: 400)
       label.text = "github"
       label.textColor = .black
       label.font = faFont
       view.addSubview(label)
       self.view = view
   }
}
// Present the view controller in the Live View window
PlaygroundPage.current.liveView = MyViewController()

Single ViewのPlaygroundにコピペすれば、動くはずです。
表示するアイコンを変えるには、

label.text = "github"

のtextの値を変えたいアイコンの名前に変更すればよいです。アイコンの名前は、

のページで検索すればよいです。例えば、twitterと検索すると

画像6

のようなアイコンになります。さっきのコードを

label.text = "twitter"
label.textColor = .blue

のように変更するだけで、

画像7

のようになります。

Xcode,Swift,Playgroundの使い方が少しずつわかってくると、かなり楽しくなってきます。

つづく






いいなと思ったら応援しよう!

twsnmp
開発のための諸経費(機材、Appleの開発者、サーバー運用)に利用します。 ソフトウェアのマニュアルをnoteの記事で提供しています。 サポートによりnoteの運営にも貢献できるのでよろしくお願います。