21年前、私は東京の女子校をクビになりました。
21年前の今頃、私はクビになって
ボロボロでした。
それでも書こうと思ったのは
お伝えしたいことがあるからです。
コレ↓↓↓↓
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私たちがどんなに迷子になっても
天(神様でも仏様でも結構)は
回し蹴りを食らわせてでも(!)
道に戻してくれるから大丈夫!!
安心して迷走したらよろし!!!
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21年前、
母校で同僚と結婚したあと転勤した学校を
たった2年でクビになりました。
3月31日の年度最終日まで
学校側が「ごめんなさい。
私たちが間違ってました。
戻ってきてください。」と
言ってくるだろう
思っていました。
まったくナイーブ、
世間知らずもいいところです。
そして翌4月1日の朝、
目が覚めた瞬間、
地獄でした。
「私には仕事がない。
収入もない。
同僚もいない。
いく場所もない。
できることなど一つもない。
きっともう誰も私を雇わない。
もう、終わりだ。」
涙が勝手にあふれ出て
止まりませんでした。
朝、目を覚ますのが怖くなりました。
昼からお酒を飲んで気をまぎらわし、
夕方になるとちょっとハイになる。
そんなふうにどんどん
堕ちていきました。
「やだ、まだ生きているの?」
と思いながら
死ぬ力もありませんでした。
そんな私の居場所は
NHKの通訳学校だけ。
このへんがずぶといのですが…
どういうわけか、2月末に
NHKの同時通訳講座の
試験を受けて合格していたのです。
すがるようにNHKに通いながら、
内心ヒヤヒヤでした。
「クラスメートはみんな優秀で
仕事もしているに違いない。
メンタルボロボロのプーなんて
私だけ…」
でもある日、
NHKの通訳学校に向かう途中…
ハッキリ聞こえたのです。
“Go straight on.
You’re on the right track.”
聞き覚えのある声でした。
母校を辞める時にも
聞こえた声でした。
その時は
“Move on, my dear.”
と言ったのです。
この時は、やっと私の
旅が始まる!と
心の底から嬉しかったです。
周囲が惜しもうが反対しようが
迷いはありませんでした。
そして、転勤と同時に
サイマルに通い始め、
自分で言うのもなんですが、
ホイホイ上達しました。
あ!
そう!!
私はMove on をすっかり忘れて
途中で道草食っていたのでした。
ふり返ってみれば
「この学校には縁がない…
私はこの学校の英語の先生で
一生終わりたくない…」
と気づいていたのに
気づかぬふりをしていました。
低次の私が500万円程度の
「正規」雇用の仕事に
しがみついていたのです。
そんなおバカに
天は愛の回し蹴りを
食らわせてくれました。
痛かったー!
でも、おかげで旅が再開しました。
今は、私をクビにしてくれた人たちにも
感謝しかありません。
必要な役割を立派に果たしてくれました。
おかげで、
通訳の道を歩むことができました。
そして、今の私があります。
別にたいしたことはしていませんが、
振り返ってみると、
20年前には想像もできない
道のりです。
見えない手に導かれているとしか
思えません。
さすがに、わざと道草を食うつもりは
もうありません。
ただ、多少ぼーっとしていても
ポカーンと一発目覚ましを
お見舞いくだる、
なぜか英語でささやいてくださる、
そんな安心感があります。
さてさて、日も迫っていますが
4月22日土曜日13時―14時半
無料オンライン座談会を開きます。
テーマは「通訳学校でのストレス一掃」です。
こんな方を歓迎します。
↓↓↓
「通訳学校に何年も通ったけれど
いまいち上達しなかった」
「『こんなことも訳せないの?』のような
ダメ出しばかりで辛かった」
モヤモヤを遠慮なくお聞かせください。
スッキリ片付けてご覧にいれます。
お土産に、お一人ずつ、
自信が持てるようになる
学びのステップを時間内で
できるだけお伝えします。
あと、やるかやらぬかは
あなた次第です。
定員は3名です。
受付開始は明日です。
ではでは
Vidimo se sutra! (Croatian)
また明日!