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Decemberは12月じゃなくて何月?

今日から12月!

12月は英語でDecemberと
習うものですが、

そもそも、Decemberに
12月という意味はありません。

ホントです。

じゃあ、どんな意味でしょう?


まずは出だしのdecにご注目。


見覚えがありますよね。



小学校の算数でデシリットルって
出てきたでしょう?


リットルの10ぶんの1という意味です。


そう、decはラテン語で10を表します。
10個目の月と言う意味です。


Novemberのnovのところは
nineと語源が同じで
9を表します。



あれれ???



ずれてますね。


2つぶん後ろにずれています。



どこからずれてるんでしょ?


Octoberの出だしは
8本足のタコと同じoct。
これは8を表します。

ずれてますねえ。


もう一つ前Septemberの
septは7を表しますから
ここもずれています。


その前はAugust。


でも、ラテン語で6はsectです。


何か別の事情がありそうです。



その前のJulyも
5を表すquintとは
ちっとも似ていません。


むむ、何が起きているんでしょう。



じーっと見つめてください。
July
August


こんな名前の人たち、
思い当たりませんか?



皆さんきっと知っている人たちです。



Julyのほうは
先日新聞にも出ていました。

この方、薄毛に悩んでいて
皇帝になったとき、
月桂樹の冠を一日中かぶっていられる
特権をことのほか喜んだそうです。


サラダの名前にもなってます。


そうそうシェイクスピアの悲劇にも
出てきます。


8月の方は、
この7月の薄毛のおじさんの後継者です


さあて、誰でしょう?

JulyはJulius Caesar,
ジュリアス・シーザー
もとい、ユリウス・カエサルですね。

そして
AugustはAugustus
アウグストスです。

この2人、
1年の中でも過ごしやすく、
美しい季節に割り込んだんですね。


寒くて暗い冬では
かえってイメージダウンでしょう。


あらためて、
暦にはその土地、その時代の
物語があることを思います。


外国語を由来まで確かめながら学ぶと、
ビデオやネットがなくても
そんな昔の物語にふれる
楽しみがあります。


アタマで憶えようとしなくても
ココロにしっかり残ります。


そして、
日本はどうなっているんだろう?
とふりかえります。



私たちが今日本で使っている
カレンダーには数字で11月、12月と
書いてあります。


霜月、師走と呼んでいた頃と
暮らしは、気分はどう違うでしょう。


日本語の世界で、
私たちはどこから来て、
どこへ行こうとしているのでしょう?


いつもそんなことばかり思っています。


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