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『小さな日記』!

フォー・セインツの『小さな日記』を娘のピアノ伴奏で歌ってみた。
これまで一度も歌ったことがないし歌う気にもならなかった。
カレッジソングの代表曲だ。
この曲が世に出たのは昭和43年10月。成蹊学園の学生たち4人のグループで歌い始めた曲でかなりのヒット曲だった。『セイン』とは『聖人』のことらしい。
その当時私らは青森にいた。その年の6月に娘が産まれそのわずか2ヶ月後に転勤を命じられ私ら3人は広島県福山から青森へ行った。
短い秋からやがて酷寒の冬を前に『フォークソング』に惹かれる余裕などまるでなかった時期だ。
そしてこの度なぜかわからぬが手元の歌曲集の中にあったこの曲を歌ってみる気になった。
フォーセインツとはこれまで全く接点がなかった。
リーダー格の方は今も音楽業界で活躍中だとか。もしかしたらどこかでお会いしたかも知れない。
フォー・セインツが活躍されたのはわずか数年だったそうだ。

昭和43年に産まれた娘のピアノ伴奏で歌ってみることにした。
あれから相当の歳月が経過している。私は確か27歳だったと思う。
このノートもまたあるいは私の『小さな日記』かも知れない。

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