見出し画像

転居先『天国』!

連日のように『喪中につき年賀状欠礼』の挨拶状が届く。
その都度『あっ』とあれこれ思い出す。今年もはやそんな時節になった。
昨日は10年も後輩のアナウンサーの奥様から喪中ハガキが届いた。
福岡在住の方だ。時々年賀状のやり取りをしていた。
今年もお世話になったかたが何人も他界された。
中には3人家族が一年ごとに全員亡くなったお宅もありおそらく『喪中ハガキ』も届かないであろう。『書く人』がいないからだ。
今年の4月にお会いしたのにと思うが人の一生は誠に儚いものだ。
そういえば何年も前のことだが『引っ越しの挨拶状』が届いた。
新しい住所は『天国』と記されていた。
その方の生前の判断なのかそれとも遺族の奥様の判断なのかいずれともわからないが『粋』な『余裕』を感じられた。
それにしても『中東』と『日本』とでは『宗教もしきたり』も違うが戦闘で亡くなった人の家族は到底『喪中ハガキ』どころではあるまい。第一にそんな心の余裕がありえないだろうし。
してみると『喪中ハガキ』はある意味『平和の証』かも知れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?