『青い眼の人形』!
大正10年の作とされる『青い眼の人形』を娘のピアノ伴奏で歌ってみた。
先週は『赤い靴』。翌年大正11年の作品だという。
共に野口雨情作詞本居長世作曲の作品だ。
この青い眼の人形は『歌詞』の1番が『長調』2番が『短調』そして3番が再び『長調』になるというおそらく当時としてはびっくりするような『曲作り』になっていたと思う。
『セルロイド』という言葉はこの頃からあったのだろうし、日本の『嬢ちゃん』という言葉も『お嬢さん』でないところが工夫だし遊んで『やっとくれ』という『江戸弁風』な言葉遣いも新鮮だ。
大正10年前後というのは私の両親が『4・5歳』の頃二人とも田舎育ちだったので果たしてこの『モダンな童謡』を歌ったのかどうかは定かではないしもしかしたらラジオもまだない時代のこと『聞いたことすら』なかったのではあるまいか。
さて『大正時代』や『昭和の時代』には孔子た『童謡唱歌』もたくさん作られていたようだが『平成』『令和』のこの時代こうしたこどものうたは生まれないものであろうか?