『通夜』の席『赤子』の声で『ほんのり』と!
昨夕知人の通夜が斎場であった。
まだコロナ禍『通夜の客』も絞ったという。
それでも親族を交えると30人ほどであったろうか。
『しめやか』な読経。珍しく『法華経』だった。
悲しみに包まれた通夜の部屋。
人の声もせず静寂。
そこに突然『赤子』の泣き声。
『送られる』知人とどのような関係かはわからぬが『赤子』の声が一瞬その場をほんのりとさせてくれる。
『旅立って』行く者と『これから生きていく赤子』。このようにして『家族』も『遺族』も『悲しみ』を超えて『生』を継承していくのだと思えた。
『葬儀・告別式』は『親族』のみで執り行うとのこと。
『マスク』をつけたままの『僧侶』の『講話』。
『お清めの席』も無し。
まだまだ『コロナ』の『影』がぬぐいきれないようだ。
知人の病名は『急性骨髄性白血病』。初め『ワクチンの副反応』と思っていたようだが思いの外『重い病』出会った。入院一週間で自宅療養となった。
もはや『がん治療』ができず毎週一回の『輸血』のみに頼っていたという。
およそ四ヶ月で旅立った。
心からご冥福祈りあげる。合掌。