『どこかで春が』!
三寒四温。
寒かったり暖かかったり。
こうして本格的春に季節は進んでいく。
今朝はちょっと寒い。
しかし真冬の寒さとは違う。寒寒さほどではない。
自然界のいたるところで『春』が顔を覗かせている。
我が家の玄関先の鉢植えの『桜の木』も芽吹き始めて赤く見える。
昨日娘のピアノ伴奏で『どこかで春が』を歌ってみた。
百田宗治作詞
草川信作曲
1923年『大正12年』の作品だ。
歌詞の2番に『こち吹いて』と難しい言葉が出てくる。
『こち』とは『東風』のこと。
菅原道真の『東風吹かば匂いおこせよ梅の花主人なしとて春な忘れそ』に登場する『東風』だ。
『東風』は小学生には難しいので『はるかぜ』などと変えて歌っていたこともあるという。
しかし何事も『根元』が大事。
『こち』は『東風』のことと学んだ上で歌わねばなるまい。
ちなみに『百田』は大阪の出身。『草川』は長野県の出身だ。
『百田』は北海道に長く『疎開』もしていたらしい。
また草川は『夕焼け小焼け』の作曲者でもある。
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