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後遺症と障害受容について(前半)〜ありのままを受け入れる難しさ〜

まろりんです。わたしはコロナ後遺症で2022年5月から休職しています。

後遺症を通して、学んだ生き方や考えたことなど、誰もが共感できる記事づくりを目指しています。

また、当事者の方やその他の病気の方が前向きになってもらえたらいいな…と思っています。

今日は通院の行き帰りで、久しぶりに記事を書いていきたいと思います。

内容は障害受容についてです。社会福祉士なので、障害受容や、認知症受容の過程については、嫌というほど学んできました。よく言われるのが、下記のような段階です。


コーンの障害受容の過程

1.ショック
大きな混乱により、事態を理解できていない
2.回復への期待
障害がなくなり、すぐに治ると思っている
3.非嘆
希望を失い、無気力で回復意欲を失っている
4.防衛
「これまでと何も変わらない」と思いながら、それまでに行っていたことに執着する
5.適応
障害は「人と違う部分」であるだけで、悪いものではないと受容する

認知症介護家族のたどる心理ステップ

第1ステップ
まさかそんなはずない、どうしよう

[ 否定 驚愕・とまどい ]
いつもと違う行動に気がつき、驚き、とまどう。
病気だということを認めたくない。

第2ステップ
ゆとりがなくなり、追いつめられる

[ 混乱 ]
精神的・身体的に疲弊し、わかってはいるけれど辛くあたってしまう。
[ 怒り・拒絶・抑うつ ]
「なぜ自分が・・・・」「こんなに頑張っているのに・・・・」と理解してもらえないことに怒りを感じる。認知症の人を拒絶するようになり、そのことで自己嫌悪に陥ったり、うつ状態になったりする。

第3ステップ
なるようにしかならない

[ あきらめ ]
怒ったり、いらいらしても仕方がないと気づく。
[ 開き直り ]
なるようにしかならないと思う、自分を「よくやっている」と認められるようになる。
[ 適応 ]
認知症の人をありのままに受け入れた対応ができるようになる。

第4ステップ
認知症の人の世界を認めることができる

[ 理解 ]
認知症の人の症状を問題としてとらえることがなくなり、相手の気持ちを深く理解しようとする。

第5ステップ
自己の成長、新たな価値観を見い出す

[ 受容 ]
介護の経験を自分の人生で意味あるものとして、位置付ける。
自分の経験を社会に生かそうとする。

https://y-ninchisyotel.net/about/shinri/


コピペが、、、すごく疲れます。noteはひとつ戻るボタンがないので、操作が難しいです。

障害受容も認知症受容も不可逆性がある受容なので、回復の可能性のある後遺症とは違う部分もあります。

(なので、後半では、わたし自身の受容ステップについて書いていきたいと思います。)

ただ、共通する部分も多いと思っていて、わたしの場合、障害受容でいうと4〜5、認知症受容でいうと3〜5あたりを行き来している印象です。

2021年6月から闘病しているので、多くの後遺症の方とはそのあたりの感覚がずれています。また、受容されている長期療養組の中では、回復が遅いので、長期療養の方と話すのも辛かったりします。なので、孤独を感じることが最近多いです。

(一度、寛解して、再発しているので、治りにくいのだと思います。寛解からの再発、さらに悪化している、というのも、なかなか表現しづらい辛さがあったりします。)

PTSDもあるので、くだらない話をするのが楽しいです。なので、イラストアカウントがあった時は、毎日楽しかったです、、、。

読んでいただき、ありがとうございます!またよろしくお願いします。

※闘病4コマ日記です。こちらもよろしくお願いします。


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