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X-Pro2にSuper-Takumar f1.4 50mmをくっつけた日
いつも、オールドレンズを使う時は、オリンパスのミラーレス機を使っている。
ミラーレス機はEVFで撮影しなくては成らないのだが、em10は普段使っているAFのレンズもすべてEVFを使って撮影しているからか、MFの視え方もいつも通り違和感をあまり感じない。
しかし、これをX-Pro2でやろうとすると、とんでも無く気持ち悪く感じる。
普段AFを使う時は、素通しのファインダーで撮っているため、X-Pro2でEVFを使うと一気に楽しさが半減してしまう。
素通しのファインダーが使えない時点で、他のカメラと何も変わらない、ただのミラーレス機になってしまう。
そこで思いついたのは、ファインダーは素通しのままでレンズ側はゾーンフォーカスの様に距離を合わせて撮る手法である。
この撮り方であれば、ゾーンフォーカスやレンジファインダーの様な使い方が出来ると考えた。
しかし、このやり方は少し面倒な事があって、マウントアダプターを噛ましているからか無限遠が少しだけズレている様に感じる。
しかし、APS-Cで画角はクロップされてしまうのだが、フォーカスの距離はほとんど変わらない事がわっかたので背面液晶でたまに確認しながらこのやり方で練習することにした。
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写りの話の前に、ゾーンフォーカスの話だが、結構な頻度で背面モニターを見てしまう。
MFのフィルムカメラを使う時は、常にピントリングを歩きながらでも撮りたい被写体に合わせる癖があるのだが、最終的にはファインダーで微調整する事になる。
細かいフォーカスが出来て、ファインダーで確認が出来ないカメラと言う事は、ハーフサイズのPen Dに近い使い方になる。
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マニュアルである程度の距離に合わせてファインダーで構図だけを作って撮る為、やはりf5.6かf8あたりを固定で街のスナップには良いかもしれない。
しかし、サクサク撮るようなスナップであればAFのレンズで良いし、しっかり撮りたいのならピントを合わせたい。
そんなこんなで、結局EVFを使う所で落ち着いている。
写りの話だが、絞れば良く写るし開放で撮ればぼんやり写る。
つまりは普通のレンズなのだが、絞ってもカリカリになり過ぎないのが個人的に気持ちいい。
あまりメリハリをつけずにソフトに撮れる、割と好みなレンズだった。
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私は、写りも大事なのだが、やっぱりカメラの撮影体験がとても好きだ。
だからこそ、X-Pro2のファインダーにとても感動したのだが、これからはもう少しEVFに慣れて行くのも良いのかもしれない。