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今朝のウォーキングミュージック ディープ・パープルⅢ

今朝のウォーキングミュージック
ディープ・パープル「ディープ・パープルⅢ」1969年

第一期の最後のサードアルバム。
当時でいうアートロックらしいジャケットだよなあ。
なかなか趣きある絵ですな。
カバーはドノバンの「ラ・レーニャ」くらいになってる。
また、曲により
オルガンだけでなく、ハープシコード弾いたりと、ジョン・ロードがけっこう頑張っている。
かたや、リッチー、あまりやる気ないのかなあ、とも思える。
リッチーって、たまに魂抜けたような時あるよね。
以後も、「紫の肖像」や「嵐の使者」とか、悪くはないが、煌めきは少ないプレイにつきるアルバムがある。
傾向として、
第一期の終わりのこれ。
第二期の終わりの「紫の肖像」 
第三期の終わりの「嵐の使者」
と、録音しながら
既に心は次に行ってるのかもね。

そして、この第一期の終わり
リッチー的には、時期としてジミヘンとかの活躍を横目で見てるわけだし、心は穏やかでなかったのかも。
こんな温いギター弾いてる場合じゃない、とかね。
よし、俺も弾くぞ
弾きまくるぞ、と。
それで一大決心し
オーケストラとの共演でジョン・ロードに花を持たせて黙らせ、あの「イン・ロック」でのハードロック開眼へと行くんでしょうね。

前は、このサード、わりと好きだったが
久しぶりに毎朝、順に聴いていたら、今聴くと、このサードは物足りないなあ。
やはり、第一期の終わりなんだね。  
「ラ・レーニャ」のカバーにしても、それまでのカバーみたいに凝ってはいないし。

まあ、それなりには楽しんでウォーキングしてきたけどね。

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