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今朝のウォーキングミュージック バッドカンパニー

今朝のウォーキングミュージック
バッドカンパニー 「ファースト」1974年

1974年かあ、私は高2かあ。 
部活に日々はおわれ、楽しみは音楽と読書しかない頃かあ。

バッドカンパニーの登場は、華々しかった記憶。
ポール・ロジャースがいっしょにフリーにいたサイモン・カーク、モット・ザ・フープルにいたミック・ラルフス、クリムゾンにいたボズ・バレルと組んだ新グループと話題だった。

発表した曲「キャント・ゲット・イナフ」は、「オール・ライト・ナウ」に似たリフで、ややキャッチーにし、明るくしたような良い出来だった。
よく考えられたアレンジが見事。
ギターがハモるとこも気持ちよかったし。

なにより、ポール・ロジャースの歌を全面にだし、明るくわかりやすい感じだった。  

当時読んでいた音楽専科という本では、クイーンとバドカンをライバル的に特集したりもしたっけ。
後に、クイーンはエアロスミスとキッスと三大若手バンド的な括りにされたが
バドカンは登場時、クイーンと比較。
今思うと、妙ですな。
音楽専科という音楽誌は、ミュージックライフよりは深く、ニューミュージックマガジンほどは理屈っぽくなく、ヤングギターとかほどは演奏家寄りでもなく、その微妙な立ち位置が、わりと好きでした。
バドカンの記事も、読んでいる人にギターやってる人とかあまりいないだろうに、ご丁寧に軽くギターコードなども書いてあった気がする。

久しぶりに聴きましたが
バッドカンパニー
あまりイヤホン向きではないかも。
これは、やはりスピーカーから出る音を空気を通して聴きたいかな。
できれば、サブスクでなく、CDでもなく、レコードで鳴らしたい。
さらに出来れば、昔のアンプや古いスピーカーとかが合うかも。
サイモン・カークのドラム
フリーもだが、レコードに合う気がする。

ウォーキングしながら
家に帰ったら、レコードを棚から探そうと思ったり。
どこにいったかわからんが、最初の日本公演の海賊盤もあったな。
フリーの「ハートブレイカー」に入ってた「イージー・オン・マイ・ソウル」とかもやってた記憶。
みつかるかなあ。

そうそう
テレビで、「キャン・ゲット・イナフ」を演奏する映像を観たことがあった。
それでは、ギターソロ含めて、いわゆるリードギターをポール・ロジャースが弾いてて、びっくりした。
ポールって、ギターうまいんだよね。
ボーカリストだけど、弾かせればうまいって人、いるよね。

ボズ・スキャッグスとかもうまい。
あのイーグルスだって、たまにリード弾くグレン・フライもうまかったりする。

ビートルズなんて、全ての楽器はポールが1番うまかったりしてね。
言い過ぎだね。 

あと
宝石をタイトルにした曲とか売れた日本の某ガールズバンドも、弾かせれば、ボーカリストのほうがうまいと、私は思った。

私の言うギターがうまい とは
テクニックだけでなく、味というか、歌心あるフレーズとか含めた総合的なうまさね。

あと、もう10年くらい前?
来日した時に、東京フォーラムに言ったが
ほとんどの曲を観客が歌っていたなあ。
それも、下手どなく上手く歌っていたから、あまり苦にならなかった。
下手に客が歌うのを聴くと「お前の歌は聴きたくない!」と殺意さえ芽生えるのに。


とか、まあ、いろいろ頭に浮かべながら
楽しくウォーキングしてきました。

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