ステイタス・クォー
【 私には、テクというより身体的に難しい弾き方でした 】
ステイタス・クォー『12 Gold Bar 』
今朝は、ステイタス・クォーのベストを聴きながら、ウォーキング。
昨日はフォガットだったので、今朝はステイタス・クォーという安易な発想です。
50年前の1975年のアルバムか、私が好きだった1973年の『ハロー』にしようかと思ったが、ジャケットが印象的なベスト盤に。
フォガットと同じイギリスのハードブギー系バンドであるが、ステイタス・クォーの特徴は、このジャケット画像の弾き方
バーコードで薬指の先のフレットで小指のオンオフさせるロックンロールパターン。
ロックンロールの基本の弾き方。
これを全編使うのがステイタス・クォーの1番の特徴。
振り返ると
1975年のこと
私はギターを始めるのが遅く
先にギター弾いていた同い年の従兄弟が
自慢げにいろいろ弾いてくれたのですが
そのなかに、この小指を使うロックンロールパターンがありました。
バーコードをしっかり押さえて
小指を伸ばし、薬指より2フレット先をオンオフする
あるいは、小指を2フレット先と3フレット先を行き来する
ただでさえ、初心者にはバーコードは最初の難関なのに
さらに、その先に小指を伸ばし、オンオフ。
1番自由に動かない左手の小指だよ
その小指を器用に使うなんて!
難しい
というより
そんなに小指がいかない。
開かない。
ちょうど、その後のこと
クラスにキャロルを好きなやつがいました。
時は1975年、私はジェフ・ベックの『ブロー・バイ・ブロー』に夢中で、そんなん好きなんだと、密かにバカにしてました。
しかし
彼が昼休みに、その小指を器用に使い、キャロルの曲、たしか「フォンキーモンキーベイビー」をギター弾いて、歌っていた。
うわあ、ちゃんと出来るんだあ!
びっくりした
と同時に
出来るの、普通なのか、これは必須か、と。
サッカーやるのに
リフティングが出来る出来ないみたいなもんかな、と。
ちなみに、ストラップを伸ばし、ギターを低めに、ジミー・ペイジみたいに構えたら
この小指使うロックンロールパターンは出来ない。かなり難しい。
また、これやるために、田端義夫じゃないんだから、胸の辺りでギターを構えたくない。
ギターをなるべく低めで、この小指使うフレーズ弾けるポイントを見定めるのも難しいよね。
てなわけで
50年前の1975年
この小指を使う弾き方
こりゃ難しいとビビってた頃を思い出しながら
ステイタス・クォー聴いて
ウォーキングしてきました。