ナザレス「ラザマナズ」1974年
今朝のウォーキングミュージック
ナザレス「ラザマナス」1973年(たぶん日本発売は1974年)
昨日のアルバムの前作を今朝のミュージックに。
聴くのが発表順とは逆だが
私が当時に聴いた順番なので。
このアルバム評は
1974年のミュージックライフ誌に載っていて
星五つのうち、三つ半。
評には、イギリスのMM誌の1973年度ブライテスト・ホープ部門で1位とも買いてある。
本国でも期待の新星だったんだね。
クイーンなんかは酷評されいたのにね。
ミュージックライフ誌の選者もなかなかの評価。
それもあり、FM放送された次作をカセットにエアチェックしたみたいだね、私。
昨日書いたように、次作のA面だけカセットで愛聴し、後にレコードを買ったわけで
さらに、前作にあたるこのLPを買った。
聴いたら
二曲目がリオン・ラッセルの「アルカトラス」
この時点では、既にリオン・ラッセルを聴いていたので
「おっ、これをやるのか!」と、初聴きでびっくり。
リオンのオリジナルでは
左右の2本のギターの奏でる気持ち良いツインリードが実に快感な曲。
リオンの曲では、珍しくビシッとしたギターフレーズの曲で、逆にブリティッシュっぽいと思っていた。
だから
わりと頷きやすい選曲のカバー。
キモとなるギターフレーズは、やや変えているが、やはりカッコいい。
しっかり、ナザレス風にしてるのは、さすが。
このアルバムでは
他に
なんとウディ・ガスリーのカバー!
ディランが師と仰いだアメリカフォークの父みたいな人、ウディ・ガスリーのカバー!
たいしたもんだ。
典型的なブリティッシュハードロックなのに
何故か、もろアメリカみたいな曲のカバーをやり
見事にナザレスの音にする。
たいしたもんだ。
私はよく知らないが
他のアルバムにも、そんカバー曲、あるのかな?