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AI美女やAIイラストで二次創作するときの注意点

近年、画像生成AIの進化により、誰でも簡単に高品質なイラストを作成できるようになりました。特にアニメやゲームキャラクターの二次創作を行うユーザーが増えています。しかし、二次創作には権利問題が関わるため、注意が必要です。本記事では、AIを活用した二次創作を安全に楽しむためのポイントや、BANを回避する方法について解説します。


1. プロンプトに作品名やキャラクター名を使わない

AI画像生成では、プロンプト(指示文)をもとにイラストが作成されます。しかし、直接的に作品名やキャラクター名を入力すると、意図しない権利問題が発生する可能性があります。

なぜ作品名やキャラクター名を避けるべきなのか?

  • 著作権のリスク:作品名やキャラクター名をプロンプトに含めると、著作権者からの警告や削除要請の対象となる可能性が高まります。

  • AIのプロンプト解析:AIで生成された画像は、後からプロンプトを解析することが可能です。仮に作品名が含まれていると、著作権侵害を疑われる要因となります。

そのため、二次創作を行う際は、キャラクターの特徴を言語化し、一般的な単語で表現するのがおすすめです。

例:ワンピースのナミを生成したい場合

適切なプロンプトの例

long orange hair, orange eyes, bangs, bikini, tight jeans pants, windmill tattoo on left shoulder, she has a light blue long stick

避けるべきプロンプトの例

Nami from One Piece, Clima Tact, Logport watch, One Piece

上記のように、キャラクターの特徴を細かく記述することで、権利問題を回避しつつ、狙い通りの画像を生成できます。


2. 生成した画像をSNSに投稿するときの注意点

AIで作成した二次創作イラストをSNSに投稿する場合も、作品名やキャラクター名を直接書くことは避けましょう。

なぜ作品名を記載しない方が良いのか?

  • SNSのガイドライン違反:プラットフォームによっては、著作権侵害が疑われる投稿を自動検出し、アカウントの凍結や投稿削除の対象にすることがあります。

  • 権利者からの指摘を回避:明示的にキャラクター名を記載すると、権利者から直接コンタクトが来る可能性があります。

代替表現を活用しよう

作品名を書かずに、そのキャラクターの特徴を表現する方法として、以下のような書き方が考えられます。

適切なキャプションの例

海賊漫画に登場するオレンジ髪の女性航海士

避けるべきキャプションの例

ワンピースのナミをAIで生成しました!

このように、キャラクターの要素をぼかして表現することで、安全に投稿することができます。


3. 商用利用は特に注意が必要

AI生成画像を商用利用する際は、さらに慎重になる必要があります。特に二次創作の場合、以下の点に注意してください。

  • 著作権のあるキャラクターの販売は禁止

    • AIで作成した画像をグッズ販売や有料コンテンツとして提供する場合、権利者の許可がない限り違法になる可能性があります。

  • オリジナル要素を加える

    • AIが生成した画像に自分のオリジナル要素を加えることで、オリジナル作品としての主張がしやすくなります。

  • 利用規約を確認する

    • 使用しているAI画像生成ツールの規約も確認し、商用利用が許可されているかチェックしましょう。


まとめ

AIを使った二次創作は非常に魅力的なものですが、著作権やSNSのガイドラインを考慮しながら楽しむことが大切です。

  • プロンプトに作品名やキャラクター名を使用しない

  • 投稿時も作品名を明記せず、特徴を言語化する

  • 商用利用は特に慎重に行う

これらのポイントを押さえることで、安全にAIイラスト制作を楽しむことができます。AIの可能性を活かしながら、クリエイティブな作品作りを楽しんでください!


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