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『ミコト』誕生

「ようかんさん。それはさすがにお子さんたちにバカにされているんじゃないですか?」


と、ある人は言うでしょう。


またある人は、


「ダメですよ、そのニックネームは。お子さんたちをしっかりしつけないと」


と、言われるかもしれません。

でもそんなあなた。


ちょっとお待ちください。


それに対して私はこう反論したいと思います。


「そうは言われますが、逆にあなたはニックネームが付けられるほどに子どもたちとコミュニケーションが取れているのですか?」


と。


あるいは、


「あなたは字面に騙されて、我が息子たちの真意がもしやわかってらっしゃらないのではないですか?」


と。


確かに私が彼らから付けられた新しいニックネームは、


『ハゲデブノミコト』


ですよ。

笑わないで、続きを聞いてくださいね。


前半の『○ゲ』と『デ○』の部分は確かにパワーワードで、


「もう完全に悪口じゃ~ん」


と思われても仕方ないかもしれません。


でも。


でもですよ。


この呼び名は、


『ミコト』で締められているんですよ!


えっ!


「だから何ですか?」


と、おっしゃいました?


では、『ミコト』を漢字変換させてください。


『ミコト』=『尊』


ですよね?


そう。


私は『神様』なんです。


読んで字の如く、


彼らに「尊ばれて」いるに違いないんです。


息子たちの真意はわかっていただけましたでしょうか?


えっ!


今、「とはいえ」と言いかけましたか?


わかります。


わかりますよ。


あまりに『ハゲ』+『デブ』のインパクトが強過ぎてあなたの脳内では、


ハゲ+デブ > ミコト


の不等式が成立しているのでしょう。


「とはいえ、それは悪口でしょうよ」


言いたい気持ちはわかります。


でも、要は受け取る側の気持ち一つと思うんです。


僕は信じます。


ええ、信じますとも。


息子たちの脳内で、


ハゲ+デブ < ミコト(尊)


の不等式が、しっかりと成立していることを。


一体、何年彼らの父親をやってきてると思っているんですか!

だからどうぞ、お好きにお呼びください。


私の新ニックネーム


『ハゲデブノミコト』。


『ようかん』・『ニシブタオ』・『ハゲデブノミコト』。


全てに胸を張って「ハイ!」とお返事したいと思います😊


ねえ。


一体これ、


なんのはなしですか?


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