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君を暗闇に消えさせはしない

「この曲はこの人に歌われるために生まれてきたんだろうな」

音楽を聴いている時、そんな風に感じることがあります。

今回はそんな中の1曲をご紹介します。


『Fade Into Darkness』。スウェーデン出身の故 Avicii(アヴィーチー)さんの曲で、ボーカルを同じくスウェーデン出身のアンドレアス・モエさんがつとめています。

2011年にリリースされた同曲は、その10年後に改めてモエさんがアコースティック・バージョンを発表しました。

このアコースティック・バージョンは、私が始業前に詰所で頻繁に聴く「お気に入り曲」です。

原曲はもちろんいいんですけど、このバージョンがエモーショナルで本当にいいんです。

あまりに好きなものですから、先日ネットで「アンドレアス・モエ」と入れて検索してみたんですよ。

そうしたら、こんな記事がヒットしました。

記事を読んで「モエさん素敵」って思いました。

僕は、みんなへの意識を高めるための一部になりたいと思っている。
どんな手段を使っても自殺を防ぎたい。
表面だけだとしても、誰かを助けたい。

記事から引用

彼はアヴィーチーさんの死を受け止め、この曲により深い意味を持たせようとしています。

このバージョンがなぜこんなに私の心を揺らすのかがわかった気がしました。

アヴィーチーさんがこの曲で伝えたかったことを同胞が汲み取り、引き継いでいるって思うとさらにエモいですよね。

こういった取り組みが、きっと「暗闇に消えそうな」誰かを救うのだと思います。

作者とボーカルが「時を超え手をつないだ」ような名曲。

原曲とともに是非、聴いてみてください🎵

【原曲】

#アンドレアス・モエ

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