『根腐れ君』をぶっ飛ばせ!
『寛解』では、いかんのですよね。
『完治』
いや、『根治』しないと!なんですよ。
あれっ!
『完治』も『根治』も一緒か?😅
私、足白癬なんですよ。
わかりやすく言い直しますと、
『○ずむし』です。
はい。
なんかごめんなさい🙇
『彼ら』とのお付き合いも長くてですねえ。
社会人1年目の夏くらいから発症したとうっすら記憶していますので、かれこれ20年以上になりますね。
若い頃の私は「ネジの3本はずれた人間」でしたから、『彼ら』をまるっきり放置で全然治そうともしなかったんですよね。
基本1年中足が痒くて夏場になるとそれがピークになるんですけど、かといって医者にも行くわけでもなく、
①片方の革靴を脱ぐ
②革靴を履いたままのもう片方の足のかかと部分で、先程革靴を脱いだ方の足を掻きむしる
③足を交互に入れ替えて、①②の工程を繰り返す
④するとそのうちに両足の皮がぺろっとめくれて、その『痛み』が『痒み』を凌駕してくる
という、独自過ぎる流れで痒みをごまかしていました。
そんな私でしたが、その後奇跡的に結婚でき、ママの手前これ以上『掻きむしり術』を使い続けるわけにもいかなくなりました。
そして、勤め先の病院の皮膚科にかかり塗り薬をもらい、ようやく『○ずむし』の治療が始まりました。
しかし、2ヶ月薬を塗り続けて足がきれいになりつつあるのを認識するやいなや、独身時代にすくすくと成長を遂げた「怠惰な心」の持ち主『根腐れ君』が、私の中で目を覚ましました。
「先生は『なかなか治るのに時間のかかる病気だから、足がキレイになってからも1、2ヶ月は塗り続けてね』と言ってたけど、お薬もなくなったし、もう大丈夫っしょ。イケるっしょ」
と、新たな塗り薬ももらわずに、治療を勝手に終了してしまいました。
ただ、この件の『○ずむし君』。
先生が言ってた通り、しつこかったんですよ。
「治りかけ」の土俵際。それこそ『徳俵』での粘り腰が尋常でないんです。
薬を塗らなくなってからそうもしないうちに、私の足はあっという間に『元の木阿弥』に戻ってしまいました。
その後も「『詰め』を誤り『根治』に至らず、ママに叱られては再受診」を繰り返していましたが、昨秋、私の皮膚はついに「のっぴきならない」状態にまで追い込まれます。
ある日警備の仕事をしていると、左肩とお尻が異常に痒いんですよ。
帰宅して患部をママに確認してもらうと、どちらも「赤い発疹がたくさんできている状態」とのこと。
1週間ほど彼女に患部を消毒し、ガーゼを着けてもらって仕事をしていたのですが、患部の状況は一向に改善してきません。
さすがにママにこれ以上負担をかけるのはまずいので、私は皮膚科を受診しました。
診察室で肩とお尻を見せると、先生は「あ~」と頷いて顕微鏡検査をしてくれました。
検査結果は『ゼニタムシ』。
患部によって名称は変わりますが、要は『○ずむし』です。
帰宅してママに結果を報告すると、
「ほらあ、やっぱり。くるとこまできちゃったじゃん、パパ~」
「んっ?」
「はあ?💢何『なんのはなしですか』みたいなとぼけた顔してるわけ?」
「いえいえ」
「前から言ってるじゃない。早く治してって」
「そうだよねえ」
「ほらほら。そうやって最初は殊勝に反省した『ふり』して、結局は詰めが甘くて治せないからこういうことになるんでしょ」
「その通りです😅」
「今度という今度はちゃんとやってよ。息子たちが肩やお尻を痒がってるなんてなったら、ホント許さないからね」
「はい~😢」
かくして、ついについに始まった『○ずむし壊滅作戦』。
10月から翌5月まで。年末に忙しくて病院に行きそびれ、1月だけ『塗りブランク』はあったものの、7ヶ月の「本気の治療」を頑張りました。
結果症状にかなりの改善が見られ、見た目だけなら「治った」と判断してもいいくらいです。
ただ、油断はできません。
まず『○ずむし君』が、
「長い付き合いじゃんかよ~。おねげえだあ。殺さないでおくれよ~」
と、断末魔をあげながら「驚異の粘り腰」を見せてくるところを膝蹴りで撃破。
そして、もう1人。
「ねえねえ、ようかん君。『○ずむし』治しちゃうの~?寂しくないの~?①から④の一連の『流れ作業』あっての夏じゃんかよ~」
とのたまう、ラスボスの『根腐れ君』を、ボディーブローからの左右フックでぶっ飛ばしたいと思います。
さあ、ラストスパート。『初夏』の間にケリをつけないと、です。
と、かなりのボリュームで『○ずむし』の話をお送りして参りました。
今気付きましたがこの記事。果たして需要があるのでしょうか?
うん。
なんかごめんなさい🙇