正直に言えば良いというものじゃないと気付いた(2)
前回の続きになります。
では、どのような方法で接触の数を増やしていたかというと
まずは、反響数を上げないといけないのでそこから説明していくと
前回の記事で物件確認を週1回するという事を書きました。
これはポータルサイト側とのルールなので、必ず行います。
ルールとしては、【申込】が入った物件を掲載から下げないといけないのですが、申込が入っただけでは落としません。
管理会社から
「申込が入っています」
と言われると、私たちは
「契約は終わっていますか?」
と再確認します。
契約締結まで完了しているものについては、バレてしまう確率が高くなるので、その日の内に掲載から下げていくのですが、まだ契約締結に至っていないものに関しては
そのまま掲載し続けます。。
言い分としては、申込が入ってからの流れで審査があり、契約締結までは
1週間から10日程度かかる事が多く(状況によってはもっと早かったり、遅かったりはありますが)この間にキャンセルや審査落ちなどがある可能性があるということ。
あとは、単純にポータルサイトの利用会社数、掲載数が多くそこまでは突き詰めて調べることはないだろうということ。
もし特定の物件で調べられても、
【契約締結済み】
の物件を知っていて掲載し続けると、物件確認の日から逆算して
調べられると言い逃れができないですが、
【まだ申込の段階だと】
ヒューマンエラーで何とでも言い逃れができてしまう状況ということ。
・聞き間違え(見間違え)
・言った言わないになるが、募集中と聞いた
・掲載から下げ忘れなど
こんな感じで独立前までいた会社は、物件確認をするリストを毎週作るのですが
募集中であれば「〇」
申込ありの場合は「△」
契約済みの場合は「×」
という表記をしていき、「×」だけを下げていく作業をひたすらしていました。
※リストとログを調べられたらすぐ分かるのですが、、、
じゃあこれがどの様な効果を発揮するのかというと
当然、多くの会社は「申込あり」の物件があれば掲載から下げていくのですが、残すことによって競合が減りお客様の検索にヒットする確率があがるので、反響数が増える。
という流れになります。
正直、当時は反響がたくさんあれば売り上げになる確率が高くなるので
罪悪感はなかったです。
逆にこれがテクニックだ!!
くらいにしか思っていなかったです。
ルール違反をしている認識はありましたが
それよりも、反響をたくさんとり、個人、会社の売り上げをいかに出していくかという意識の方が強く
前回の記事でも書きましたが、架空の物件を出すのがおとり物件で
「申込あり」の物件を掲載し続けるのもおとり物件だという事はわざと
思わないようにしていました。
申し訳ございません。
確かにタイミングで申込みが入ることも多々あります。
掲載した日、確認した日(数日後に)に申込みが入ってしまい
次回の確認まで気づかない事もあります。
(このくだりでも悪いことをしていました、あとで出てきます)
これは、どうにもできない部分もあります。
ただ、
弊社はこの期間をいかに少なくできるかがお客様にとってよい情報提供(広告)になると考えて、週2回確認をしています。
ゆくゆくは週3回にはしたいです。
※もちろん申込ありの状態で下げています。
ちょっとそれましたが、
やっぱり意図的にやっていたことが、どんなにセコイやり方だったのかと
考えるようになり、思い返しながら記事にしています。
根性論ではないですが、やるなら真正面から勝負してみようと思います。
当たり前ですが反響数は減りました。
※まだ前年比は取れないですが、かけている広告費の費用感に対しての数は感覚な部分もありますが、 おおよそは数は予想はできるくらいの経験はあります。(セコイやり方でですが、、)
でも、先月でいうと問合せの該当物件は、97%が募集中ですよという案内をお客様へできているので、継続し続けていきたいと思います。
綺麗ごとだと言われているのも承知です。
※色んな所から声は入っています。笑
ホームページにも記載していることですが、
対外向けどんなに良い会社理念、経営方針を謳って発信しても、分からないところでセコイことをしていくことは本当に会社の為、社員の為になるのか。
この半年間真剣に考える時間があって、本当に良かったと思います。
ちょっと締める感じになりましたが、また長くなってしまったので
続きは次の記事に書いていきます。
次はこの方法で接触したお客様へどういったアプローチで成約までもっていっていたかという事も書こうかと思います。
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