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お家で楽しくおいしいこと〜妄想レストラン
あっという間に世界中に感染が広がった新型コロナウィルス禍。
今回のSTAYHOMEライフを経験して、
私たちの暮らしは大きく変わりました。
この間に多くのことを学び、気づいたのではないでしょうか。
おうちごはんの楽しさ、大切さもそのひとつ。
自粛生活は少しずつゆるやかになっていくけれど、
いつもの暮らしを新しくつくり出す
#STAYSAFE の日々 は続きます。
これからも簡単にできておいしいことを広げたいと思います。
基本身近なものでささっと作れて間違いなくおいしいもの、
そして気持ちがふんわり和むものがいい。
ニュースでは自粛規制が解除になり人出が増えた街の様子を伝えています。一見ふだん通りに見えるけれど、皆どこか先を急いでいるような感じ。
お店の出入り口に消毒液、店員のマスクでの応対も
だいぶ見慣れてきましたが、まだまだ緊張感が漂います。
特に人との接触にハラハラしながらでは、外食も楽しめない状況です。
そんな時、いつものおうちごはんをひと手間かけて演出、
妄想レストランを開店して楽しんでみませんか。
ふだんサブのサービステーブルにしている2人用の小さなテーブルで
夕食のセッティングをしてみました。
座る位置と視点をちょっと変えただけで気分が変わるものです。
ふだんの食卓だけれど、お客様が来る時と同じように、
テーブルクロスをかけて、ちょっと気取って
テーブルセッティングしてみましょう。
いつか行ったあの店を思い出してレストランごっこです。
我が家のダイニング。手前が普段使いの円いテーブル。
向こうの赤いサービステーブルが妄想レストランの予約席です。
#妄想レストラン〜パリのビストロ
雨続きでどんよりした気分を晴らすべく、妄想レストランを予約しました。
今夜は #パリのビストロ です。
メニュはシュー・ファルシ、すなわちロールキャベツです。
ビストロ風は古風なちょっと濃いめの味つけ。
その昔パリのビュシ市場近くにあるビストロが好きでした。
具だくさんのサラダや定番のステークフリット、
エスカルゴ、大好物のアンデュイエット(白モツ系内臓のソーセージ)に
自家製フォアグラなんかもあっていつも目うつり、ものすごく悩む。
でも、結局いつも頼んでしまうのが、このシュー・ファルシでした。
挽き肉もパン粉や卵などのつなぎを入れないのですが、
今日は試しにソイミートを混ぜ込んでみたら、
しっかりした食感が出て、より近い感じに再現できました。
前菜はゆで卵とマシュルームのサラダ、ブリーチーズ。
クロスはやっぱり赤いギンガムを広げて、旅の思い出話をしながら
ビストロごはん。いつ食べてもおいしく懐かしいパリの味です。
妄想レストラン〜#ヴェネツィアの食堂
今夜も行きつけの妄想レストランの小さなテーブル2名席を予約しました。
ここはいつもおまかせのコースが1種類だけの家庭的な味の食堂です。
本日のメニュお目当てはヴェネツィア名物のえんどう豆のリゾット、
リジ・エ・ビジ=「Risi e bisi」。前菜にはトマトとカッテージチーズの
カプレーゼ風、メインディッシュとなるセコンドは豚スカロップのピッツァヨーラ(ピッツァ職人風)というトマトソースで仕上げた豚肉のソテー。
ちょっと汗ばむような日のワインはロゼのスプマンテ。
妄想レストラン〜イタリアの定食屋
今夜も小さいテーブルをセットして妄想レストランを予約。
レストランというよりイタリアの定食屋、トラットリアで注文するように
前菜とサラダ、パスタという、セコンドを抜いた気軽なメニュです。
前菜は焼きズッキーニとフォルマッジオ、じゃがいもと豆のツナサラダ、
パスタはサルシッチャ入りトマトソースのスパゲッティ。
イタリアでTavola Cardaと呼ばれるデリを兼ねた軽食屋にあるような、
定番の間違いない味です。
サルシッチャ入りトマトソースは、先日コストコで買った
生ソーセージ=サルシッチャ(冷凍保存しておいた)の中身だけ
を出して、ひき肉のように使います。
トマトソースは前日のスペアリブの煮込みのソースの残りを
ベースにリフォーム、ニンニクと唐辛子をきかせます。
妄想レストラン〜ヴェネツィアのバール
今夜はヴェネツィア式にまず立ち飲みのアペリティーヴォで始めます。
ヴェネツィアのアペリティーヴォといえば、白ワインベースにリキュールを加えたほろ苦いスプリッツ=Spritz。
ヴェネツィアのなじみのバール(カルロの店、Enoteca Do Colonne)で
もらった名入りのカラフェにワインを入れて、ヴェネツィア気分がアップ。
前菜にはトマトとカッテージチーズのカプレーゼ風、プリモはヴェネツィア風鶏レバーをソースに仕立てたタリアテッレ。
セコンドは豚肉を使ったコトレット。
誰もが好きな典型的なイタリアの定食です。
残念ながら、このコロナの状況ではまだまだイタリアへは
行けそうもありません。
思い出話をしながら、料理もイタリア語も鈍らないように、
「これイタリア語でなんていうんだっけ?」と互いにチェック
するようにしています。
しばらくは妄想レストランの営業は続きます。
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