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「本を執筆してみませんか?」10)読み返し:流れの確認

まず全体をサラリと通しで読み返しましたら、次は流れのチェックです。

紆余曲折しながらも苦労して書き終え、読み返してみてまずは「お疲れ様」の労いですが、もう一度通しで読み流れを感じて下さい。

スタート直後は結構気合が入っていて書き手の心意気が感じられるのに次第に大人なしくなり意味不明が続き脱線している・・・よくある話です。

最初は良いのですが、どうしても書き進む内にブレてくる~仕方ないです。

最初は恐らくそうなります、800文字から2000文字程度までなら何とか一気に書けても日をまたいで書いたりすると、もうつなぎ部分が不明慮になる可能性大です。

防ぐには目次作成時に綿密な計画を立てておかねばなりません。

でも綿密な計画を目次に落とし込んでもそう簡単には行きません。

要は複数日でコツコツ一つの作品を仕上げるということをやったことがないのでそりゃ最初から簡単には出来ません、当たり前の話ですが落ち込むのも当然です。

そして分かった所でどうしたら良いかの案がそうそう簡単に浮かんで来るわけでもなく結局「残念!」とガックリ肩を落とすだけだったりするのです。

少なくても今までの人生の体験として「読書感想文」や「○○レポート」中には「卒業論文」など複数日に渡って文章を書く体験は少なかったのではないかと思います。

慣れていても基本的に書く事が好き、得意でなければ読み返しからの反省は
結構大きいのではないかと思います、文章は大変なのです?

実は違うんですが、要は量稽古が少なすぎるのと、書く前からの準備不足が
一番の原因です、だからこれから克服して行けば良いだけの話です。

問題は脱線が多くあり論旨も乱れていて結局フアフアでNGとなった時でしょうか?

右に左にブレ球に何っている時は結論で一気に「紆余曲折ありましたが、結局○○なのです!」とでも断言してしまえば良いのですが、余りに蛇行が激しく脱線も多いと最後で大どんでん返し、というワケには行かない可能性があります。

ですからそうならないように日々の訓練量稽古が大切になってきます。
いずれ回数をこなしてきますとブレは少なくなりますので、初心者の頃はタイトル
と目次を睨みながら大きくぶれないように注意して書きとおすことです。

少なくても1コマ単位はひと時に書いてしまうようにすべきです、何事も一度休憩をはさんだりしますと思想が転換してしまう可能性大です。

また修正術も学ぶと良いですが、結局体験による部分が大きいので、まずは
量書いてチェックしてみて自分の得手不得手、どの位書けるか等々、自身で
掴んで行ってください!

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