名作劇場「童話の世界から：海外編」vol.17『アナと雪の女王』（ディズニー）

アンデルセンの童話『雪の女王』からインスピレーションを得た、53作目の
ディズニー長編アニメーション映画。

触れるものを凍らせる力を持った姉エルサと、彼女を救おうとする妹アナとの愛を描いたファンタジーアニメ。

アナと旅をともにする雪だるまなど、ユニークなキャラクターが多数登場するほか、トニー賞受賞のロバート・ロペスが手掛けたミュージカル・ナンバーも聞きどころだ。


【あらすじ（© MOVIE WALKER Co., Ltdより）】
美しい姉妹のエルサ女王とアナ王女は仲睦まじく暮らしていた。ところが、
エルサには触れるものを凍らせる“秘密の力”があり、ある日、力をコン
トロールできなくなった彼女は王国から逃亡してしまう。そんな姉を
気遣うアナは、山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、“夏に憧れる
雪だるま”のオラフとともに雪山の奥深くへと旅立つ。

【童話「アナと雪の女王」が教える教訓】
自己受容と自己制御の物語でした。 自分の個性を受け入れ、自分を好きになり、どこまでできるか自分を試し、個性を隠すことも暴走させることもなく、みんなのために活用していくお話。
自分に何ができるかできないか、何が得意か不得意か、よく知っています。 
ですが、いったん不得意だと決めつけてしまうと、そこからは何も生まれません。 子どもが大人になっていく物語とも言えます。

【童話「アナと雪の女王」の魅力】
『アナと雪の女王』の最大の魅力は、その革新的なキャラクター設定と感動的なストーリーにあります。 エルサは、自分の力を恐れ、孤立を選ぶという複雑な内面を持ったキャラクターであり、彼女の葛藤や成長が物語の中心となります。彼女が自分を受け入れ、力をコントロールできるようになるまでのプロセスは、多くの視聴者に共感を呼び起こします。

また、アナのキャラクターも非常に魅力的です。彼女は勇敢で、姉を助ける
ために何でも犠牲にしようとするその姿勢が、真実の愛の本質を描いています。

【その他】
現代社会において重要なメッセージを伝える作品として、広範な影響を及ぼしています。 特に、自己受容や自己表現の重要性を強調している点は、現代の多様性を尊重する社会において非常に価値があります。

どんなに素晴らしい内容であっても多くの人に見てもらわねば意味がありません。

その意味では全世界の人にこれほど浸透したと言いますか触れてもらった作品は幸せです、また未来永劫生き延びていくことでしょう！