人生は紆余曲折の運次第 六曜:大安
大安:幸運な日として好かれる吉日
最後に「大安」は「たいあん」と読み、非常によく知られている六曜です。
この日は「おおいに安し」、つまり1日を通し万事において良い運勢を期待でき、六曜の中で最も吉日とされています。
そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。
また、開業や開店、登記、建築の着工日、オフィスの移転なども、六曜の中で大安が最もふさわしいとして選ばれやすい日です。
結婚式などは「大安」に行うのが良いと言われていますが、なぜでしょうか。六曜は、「やってはいけないこと」を考える指標とされるもの。
仏滅は「完全なる消滅」を意味し、物質的なものが滅する日なので「物を買うこと」などがやってはいけないことにあたります。大安とはこのやってはいけないことが何もない日のこと。
つまり、「大吉」というわけではなく、「特に害のない日」ということで実は「小吉」のような日なのです。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、日本の暦に古くからある吉日の一つ二十四節気(立春・夏至・立秋など)と、干支(甲・乙・丙・丁……と子・丑・寅……を組み合わせたもの)によって決められ、おおよそ6日に1回、ひと月に5日、1年間だと約60日あります。
一粒万倍日のほかにも吉日はいろいろとあり、一粒万倍日と重なることでどのくらいラッキー度がアップするかも組み合わせによって異なります。
天赦日(てんしゃにち/てんしゃび)
日本の暦の上で最上とされる日。年に数回しか訪れない大開運日である。
神様が天に昇り、天がすべてをゆるす日とされる。一粒万倍日と重なると、最強の開運日となる。
寅の日(とらのひ)
十二支の「とら」の日。虎の体毛が金色であることから金運と結び付けられる。また、「虎は千里行って、千里帰る」のことわざから、勢いが盛んな様を意味する。
この言葉を「無事に帰る」と捉えて、旅立ちの日によいとされている。
巳の日(みのひ)、己巳の日(つちのとみのひ)
巳の日は、十二支の「へび」の日。蛇は神様の使いとされ、特に白蛇は弁財天(金運や芸術をつかさどる)の使いといわれる。宝くじの購入、銀行口座の開設、新しい財布を買うなど、お金にまつわることをするのによい。
これに十干(じっかん)の「己(つちのと)」が重なる日が己巳の日。巳の日のなかでも特に縁起のよい日とされている。日本三大弁天(宝厳寺、江島神社、厳島神社)の縁日は、この日に行われることが多い。
色んな日が設定されていますので興味のある方、縁起を担ぐ人は大いに気にし最高の日に最高のパフォーマンスの発揮を!