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人生は紆余曲折の運次第 「十干:1から10までの数え」
十干(じっかん)とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素の順列。
古代中国で生まれた、10日間を一区切りにして、その10日間の1日1日に
名前を割り付けたものです。
きのえ(甲)
多くの人を統率して事を押し進めるリーダー的な役割の人を意味します。
思慮深く質実剛健で、多くの人の信頼を勝ち得ます。
きのと(乙)
慎み深く遠慮がちに見え繊細ですが、内面はたいへん辛抱強く、物事に執着
強く、保守的な人をあらわします。
ひのえ(丙)
陽気で情熱的、快活で華やかな人を意味しますが、反面持久力に欠け、
表面的な成功に終わりがちな面もあります。
ひのと(丁)
外面は柔和で物静かでも、内には鋭敏な知性を秘め、思慮に優れた人をあらわします。
つちのえ(戊)
社交性に富みどっしりとした貫禄のある人をあらわします。その反面、外見を飾ったり、自信過剰になりがちです。
つちのと(己)
細心で規律正しく経済観念に富んでいますが、やや度量が小さく、猜疑心の
強さがあります。
かのえ(庚)
世渡り上手で小才の利く人を表します。手腕がありますが、やや物質万能主義になりがちです。
かのと(辛)
強情で物事にこだわり、我が強いのですが、万難を廃してものごとを成し遂げる人を意味します。批判力が旺盛です。
みずのえ(壬)
黄河の水のように清濁併せ呑む度量のある人を指しますが、反面依頼心が強く、成り行きまかせのようなところもあります。
みずのと(癸)
正直で潔癖、勤勉で研究心が旺盛で、自力で道を切り開いていくような人を表します。
日本では十干をさらに2つずつに区切って木(もく、き)・火(か、ひ)
・土(と、つち)・金(こん、か)・水(すい、みず)という五行にそれぞれ当てはめ、さらに区切られた2つに陰陽を割り当てます。
© SUGIMOTO CALENDAR Co.,ltd.より抜粋
~https://www.sgcalendar.co.jp/calendar/calendar05/
十干は、日、月、年などの時間の単位を表すために使われ、また五行思想と
組み合わせて占いや命名などにも利用される。
十干は、やがて全てを「木火土金水」の5つの根元的成分から生み出される
とした五行説と結びつき5つを更に「兄(え)・弟(と)」に分けたものと対応させるようになりました。そのため「丙」1文字で「火の兄(ひのえ)」と読むようになったのです。
少し馴染みが薄くわかりづらい面もありますが、先人たちの知恵、占いは統計学ですからやはり大いに利用すべきであります!