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「本を執筆してみませんか?」7)執筆:書き方ポイント(コマ割りは設計書)

1コマの文字数は800~1,000文字にしてとにかく「お題」に従って書く練習を積みましょう、書けるようになればもう本の執筆はかなり近い線まで来たことになります。

そこで重要なのが「目次=設計図」であいます、ここで間違えると如何に鋭い文章が書けても全てがコラムに変わっていくのでないか、又は訓練不足で
一話完結のソートメッセージが発信できないかです、訓練次第ですがね。

なので「コマ割り=設計書=目次」作りには細心の注意を払いましょう。

では、具体的その手法に関し述べて行きたいと思います。

まず初めに全体の像の俯瞰と小コマ割りでしょうか・・・?

最初にスタイルを決めた方が楽だと思います、一般的に「起承転結」の4章。または、序論、本論、結論の3章構成のどちらかが良いかと思います。

そして各章毎をいくつかのコマ割りにすることです。

例えば、起承転結パターンを使い各章を序論、本論、結論にコマ分けすれば
4×3=12コマになります、各コマ800文字とすれば計9,600文字になります。

そんな感じでツリーを作って行けば際限なく文字数を稼げます。

何より書く原稿は800文字となれば早々難しくはなくなります。

起承転結とは、話や文章の内容を分かりやすく伝えるための、構成の組み立て方。

例:小説などの物語を考えることを前提とすると

・起…物語の始まり。世界観や設定の説明、物語が展開するきっかけが起こる。
・承…物語の展開が本格的になる。山場に向けて話が進んでいく。
・転…物語の流れを変える何かが起こる。物語で一番伝えたい内容。
・結…「転」で逆転した結果を書く。物語の締めくくり。

それぞれの目安の配分は、「起」が10%、「承」が40%、「転」が40%、「結」が10%とされています(あくまで参考)

起…物語の始まり-序論(イントロ)、本論(言いたいこと)、結論(結果、まとめ)

みたいな感じで構成して行けば立派に本が完成します。

良い本(売れる本)に仕上がるか否かは別として、この手法をマスターすれば本を書くのは難しい作業とは思わなくなります(経験者は語る・・・)

大切なのは最初の全体構成のツリー構築をどうするかです。

経験から言えば今は10,000~15,000文字程度のショートな電子書籍に
取り組んでおりますので3×3+1(まとめ)=計10コマで書く事が多いかもです。

決まりはありませんが、私の場合はとにかく1コマを800~1,000文字程度で
書くようにしています、それ以上になると論旨が不明確になる可能性があるからです。

日々その規模の文章を書く量稽古を積んでいますので苦にはなりません。

何事習うより慣れろです、長文は不得意~だからこそ細分化するのです。

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