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日本語は難しい?使い方間違っていませんか?Vol.15「ハッカー」

一般的にハッカーはコンピューターやインターネットなどについて高度な知識や高い技術を持っている人を表す言葉で、善悪の意味合いは含んでいないのです。

ハッキングという言葉についても同様で、本来の意味は、プログラムを不正に書き換えるなど悪意を伴った行為ではありません。

ハッカーは2種類に分かれます。サイバー犯罪への対処など、知識や技術を善良な目的のために利用する人をホワイトハッカー、反対にIT関連の技術を駆使し不正にネットワークへアクセスしたりプログラムを破壊したりする人をブラックハッカーと言います。

ホワイトハッカーの主な仕事はブラックハッカーが行うサイバー犯罪などに対応することですホワイトハッカーであることを証明する資格はありませんが、米国の「EC-Council International」が実施する資格に、認定ホワイトハッカー「Certified Ethical Hacker(CEH)」と呼ばれるものがあります。

日本では、ITを専門に教える専門学校や情報系の大学などで、情報セキュリティの知識やスキルを身につけることができます。

また、一部のIT関連企業では、情報セキュリティに関する研修が受講できたり、資格取得の支援を受けたりすることもできるようです。

情報通信技術が進歩するにつれて、個人や企業、国が保有する情報のデジタル化が急速に進んでいます。

また近年は、ネットワーク通信の技術を活用した交通インフラのシステムが登場するなど、サイバー攻撃の対象は増加。これらを守るホワイトハッカーの役割が増えています。

最近では、「コンピュータシステムやネットワークの脆弱性を狙って、悪意のある乗っ取りや破壊行為などの攻撃を行うこと」を指す言葉として使われており、ついつい「ハッカー=悪」との印象を持っています。

ハッカーが他人のコンピュータを狙い、乗っ取りや破壊行為を行うことを
ハッキングといい、悪の所業であります。

専門知識な必要なだけに諸刃の剣です、同じ技術力を持った人がホワイトにもブラックにもなり得るって、キリストとユダの関係かも?

扱うのは人なだけにバックボーンに何があるかの差は大きいですね!

少なくてもハッカーを悪と見なさないようにして行きたいものです。

世の中の二面性に要注意であります!


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