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正しく使えますか?誤りがちな日本語表現 vol.2「足元をすくわれる」

【意味】
「卑劣なやり方で、隙をつかれて失敗させられたり、痛い目に合わされること。 相手に出し抜かれたり逆転されたりされる様子。」 


【ワンポイント豆知識】
慣用句の中でも間違いが多い「足元をすくわれる」の使い方。文化庁の調査によると7割もの人が間違った使い方をしています。「足元をすくわれる」「足をすくわれる」どちらが正しい慣用句の使い方なのでしょうか。

慣用句「足をすくわれる」の意味とは卑劣なやり方で、隙をつかれて失敗させられたり痛い目に合わされたりすること。

「卑劣なやり方で失敗させられること」は、「足をすくわれる」が正しい使い方です。

「足元をすくわれる」は、誤用と言われています。

理由:「足をすくわれる」の「すくう」は漢字で「掬う」と書き、「払う」「払いのける」という意味をあらわします。

足を払いのけられるように、支えを失わされるような様子を表現しています。そのため、すくわれるのは足であって、足元ではないので、「足元をすくわれる」は間違いだと言われています。

足をすくわれる、の使い方例
・調子にのってると、足をすくわれるよ。
・油断してると足をすくわれるぞ。
・足をすくわれないように、もっと気をつけよう。

日本語の文法のルールは多くあるため、すべての文法を理解するのは大変です。

しかし、ビジネス文書や論文を書く方や、日本語を学習する方にとって、正しい文法で文章を書くことは重要な要素です。

慣用句の誤用は意外と多く、中でも「足元をすくわれる」は間違える方が多い語です。

正しく理解するには、語源を知って意味を理解することも有効です。

間違えやすい慣用句を知って、誤解のない文章を書くために役立てましょう。

でも約7割もの人が「足元をすくわれる」が正しい使い方だと感じているとの統計データもあるようで、何とも難しいでね。

正しく理解して使いこなせるようになりたいものですが、一々言葉意味を調べながら文章を書くのはシンドですから・・・。

AIが校正や推敲に乗り出しているみたいですが、利用すべきなのでしょうね?

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