真の再生医療とは
千島・森下学説は、3本柱からなる。
①腸管造血
②細胞可逆説
③細胞新生説
この学説の基本となるのは
「食は血となり肉となる」である。
それは消化吸収の現場が腸であることは子供でも分かる。
次に、
血(血球細胞)は、
肉(体細胞)に変わる。
だから、
血球細胞こそ万能細胞である。
最近の学界もマスコミも、iPS細胞やSTAP細胞にいたる再生医療の騒動で、「万能細胞は有るか?」と騒いでいた。
これに対して、故・安保徹博士は
「身体中、万能細胞だらけさ。それをあるか、ないか?って。オレ全然、意味わかんね」と津軽弁で笑われた。
食が肉に変わる経緯を「同化作用」といい、
食物(無機物)が身体(生物)に同化するという意味である。
そして空腹や飢餓の時は、逆の反応が起きる。
-肉は血となり食となるー
肉(体細胞)は、
血(血球細胞)に戻り、
食(栄養素)に変化する。
これを「異化作用」と言う。
つまり、身体が食物に戻るという意味である。
山で遭難した人が、何週間たって救出される。すると、例外なく体重が落ちている。これは、この「異化作用」によるものである。
生命活動とは、
「同化作用」と「異化作用」
の連環で営まれている。
2016年、ノーベル生理・医学賞は、大隅良典博士の「オートファジー」理論に授与された。
これは、細胞の「自食」と呼ばれる現象をいう。
「細胞が持っている、細胞内のたんぱく質を分解するための仕組みの1つ。栄養環境が悪化した時、たんぱく質のリサイクルを行ったり、個体発生過程のプログラム細胞死などにも関与している」
つまり、飢餓や断食で、栄養状態が悪化すると、
体細胞→万能細胞(血球細胞)→栄養素
への変化が起きる。
さらには、
栄養素→万能細胞(血球細胞)→体細胞
への変化も同時に起きる。
少食・断食を行うと、身体の病巣部分の細胞は自己融解していく。
そして、
新たな細胞→組織→器官→臓器が再生されていく。
まさに、「同化作用」「異化作用」のダイナミズムである。
病巣の自己融解→この現象は少食医療の国際的権威、甲田光雄博士が発見している。
つまり、
ファステイング(少食・断食)療法こそ、真実の再生医療なのである。
※千島・森下学説は半世紀前に圧殺された理論である。言うまでも無く、現代医学は、約200年前に確立したウイルヒョウの生命「機械論」に立っている。だから、世界の医学教育は、ウイルヒョウの呪いに呪縛されている。千島・森下学説は、圧殺された為、医学部でも習わないし、新聞にも載らないし、テレビでも触れないのも当然である。教育、新聞、テレビが真実を伝えることを闇の支配者が絶対に許さないからである。
※上記文章は、るいネット339156
「波動医学」の礎~千島・森下学説、中村英起(59 佐賀 会社員)さんより引用、まとめたものです。