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常世田美穂
2024年6月23日 09:35
ぼくはねむっているとき、いつでも宇宙にいけます。いちばんはしっこの銀河のはてにもいけます。鉱物みたいにきらきらしているところで、ぼくはすきです。でも、ママはあぶないからいっちゃだめといいます。鉱物は、宝石になるまえのきれいな石で、石じゃないのもあります。パパとママはいっしょにけんきゅうをしています。パパは全もうなので、ぼくがみえません。でも、ぜったいにぼくがわかり、ぼくはうれしいです。このまえ、
2023年9月14日 20:34
目尻のしわ。加齢による劣化は多少なりとも覚悟していたはずだが、いざみつけてしまうと動揺するものだなと、他人事のように考える。左右非対称なのが忌々しい。右と左でまるで顔が違うのだ。しわが目立っているのは、左側。人間の美というものは、いかにシンメトリーに近づけるかである。お隣の奥さんは完璧なほどそれに近いというのに、私は。 たどっていくと、ほくろがある。泣きぼくろともいえない中途半端な位置。ここで