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クリエイターが起業によって、言語の大事さを思い知らされた話。

起業家がアートを勉強しているらしい。

それも猛烈に。

変化が異常に激しい"VUCA"(Volatility(変動)Uncertainty(不確実)Complexity(複雑)Ambiguity(曖昧))と呼ばれる今の時代において、論理や経験に基づく解の価値は相対的に下がっていて、直観や感性に基づく意思決定が求められている、とは山口周先生の言葉だ。

ビジネスマンが教養としてだけでなく、実践的な意思決定の羅針盤としてアートを学ぶ。

ではその逆にクリエイターが起業するというのも理にかなっているのではないか。


ちなみに僕はクリエイターという言葉があまり好きではない(日本語で発信する以上使っているが)。

この手の外来語や和製英語、ひいてはカタカナ発音により海外にいた時にコミュニケーションに非常に苦労したからだ。

海外ではクリエイターはアーティストと呼ばれる。


話を戻すと、クリエイターはこの感性や直観に基づく意思決定を気の遠くなるような長い期間行ってきている。


ただ

その分論理的思考が弱い(もちろんロジカルな人も、バランス型の人もいるが)。


かくいう僕も直観型でずーーっとやってきていたのだが、訳あって起業し、時には論理型の人達(ビジネスマン)を説得しなければならない局面に追い込まれた。

すると話や考えが全くと言っていいほど理解されない。


そう

直 観 的 な 意 思 決 定 は 他 人 を 説 得 す る の に 全 く 役 に 立 た な い の だ。

役に立たないどころか、思慮が浅いと思われかねないという、持ち手が異常に鋭い諸刃の剣なのだ。

そこで僕は世の優秀なビジネスマンの流れに逆行して、論理的思考や言語化する力を身につけようともがいている。

noteもその一環である。

直観、感性による意思決定は論理とセットでなければいけないのだ。


というそりゃ当たり前だろ、と怒られそうな話。









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