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1.4 複業(副業)希望者が400万人いる中で、選ばれるには〇〇が必要

こんにちは、ミナです^^

前回では複業の市場に関して整理したところで、

今回は

複業を実現するために選ばれる人材の条件

ということについて書いていきます!!

1.0 事前準備

1.4 選ばれる人材の条件

 前回まで複業の市場にはどういう働き方の案件が多いか傾向を見ていったところで、今回は複業を実現するための選ばれる人材の条件に関して紹介します。本noteを読むことで得られるメリットは以下です。

✓複業を実現するために求められる人物像がわかる
✓求められる人物像に自分自身がなるための方法がわかる

1.4.1 「専門性x成果」で評価

 昨今ニュースでよく取り上げられている「ジョブ型雇用」というワードを聞いたことはありますか。ジョブ型雇用とは、社員に対して職務内容を明確に定義し、社歴や労働時間ではなく、その職務の成果で評価する雇用制度のことです。仕事に人を割り当てるという考え方で、欧米諸国では主流の雇用制度になります。
 一方、日本では「メンバーシップ型雇用」という職務内容を明確にせずに、その人にあった仕事を割り当てる雇用制度が主流です。新卒の総合職採用や、終身雇用、年功序列がメンバーシップ型雇用の特徴です。

ジョブ型、メンバーシップ型比較


 今後、日本も「ジョブ型雇用」が増えてくると言われており、積極的に取り入れようとする動きが活発になっています。ジョブ型雇用が注目されるようになった背景は主に以下3つです。

①国際競争力の低下
 専門性をより磨き上げて、ITエンジニアなどの人材不足を補う
②ダイバーシティ(多様な働き方)の拡大
 時短勤務や在宅勤務、外国人労働者の受け入れ
③新型コロナウィルス
 リモートワークの急速な普及により、評価基準仕事の成果に

 日立製作所、富士通、資生堂など大手企業が既に導入しており、今後も多くの企業がジョブ型雇用にシフトチェンジしていくことが予想されます。そのため、ジョブ型雇用で求められる人物像が、複業を実現するためにも重要になってくると言えます。

1.4.2 選ばれる人材の4条件

 次にジョブ型雇用の時代に求められる人材の条件を見ていきましょう。人材の条件としては大きく以下の4つがあげられます。

①セルフマネジメントができる人
②専門性
③信頼できる人
④チームワークを尊重できる人

1つずつ詳しく見ていきましょう。

マネージメント

①セルフマネジメントができる人
 まずはセルフマネジメント、つまり自己管理能力がある人です。自分の時間やリソースを把握した上で、どんな仕事にどれだけのコストをかけるかを考えて、誰かに指示・管理されることなく成果を発揮できることです。常に1つ1つのタスクに目的意識を持ち、限られたリソースの中で最大限の成果が発揮できるように主体性を持って行動することが必要です。ある本によると、セルフマネジメントを鍛えるには以下の方法が効果的と書かれています。

1. 仕事を30分~1時間ごとのタスクに分解する
2. タスクの優先順位を決め、実行する
3. チームで「ふりかえり」を行い鍛えていく
 *振り返りのポイントは、KPT(Keep=良かったこと、Problem=悪かったこと、Try=次に試すこと)をもとに考えていく


強み


②専門性
 ここでいう専門性は、「職種」という単位ではなく自分の「強み」で考えていきましょう。未経験者が複業(副業)を獲得するには、自分自身の強みを理解し、その強みを活かしてどのように貢献できるかを伝えることができる人です。そのために、まずは今までの仕事の経験を通して得たスキルや発揮できるバリューは何なのか、洗い出してみましょう。
 私の場合、前職の法人営業では、常にお客様の立場に立ってコミュニケーションとることを意識し、お客様が本質的に求めていることを汲み取ることでより満足度の高いサービスを提供することを得意としておりました。
このように過去の経験から、自分が意識して取り組んでいたことや他者から褒められた経験を振り返り、今一度自分の強みは何なのか、1つずつ棚卸をしていきましょう。


締め切り

③信頼できる人
 これは当たり前且つ一番大切なことですが、企業側から信頼される人でないと仕事は務まりません。特にジョブ型雇用の場合は特定の企業や人と長年一緒に働くということは少なくなってきますので、絶えず信頼関係を構築し続ける必要があります。そのような中で信頼関係を構築していくために一番大切なことは、「社会人として当たり前ができるか」です。具体的には、

✓毎日きちんとオンライン状態になっているか
✓休む時は事前に連絡する
✓打ち合わせの時間は必ず守る
✓提出期限、納期を必ず守る
✓報連相を定期的にする

などがあげられます。実務経験が豊富でどんなに優秀な人でも、上記のような当たり前が出来ていないと、一時的に採用されたとしても、継続して長期的に雇われ続けることは難しいでしょう。自分の仕事スタイルを見直し、当たり前が出来ているかを意識してみましょう。


チーム


④チームワークを尊重できる人

 会社に雇用されるということは、必ず社内外で様々な人と協力しながら仕事をしていくことが必要不可欠になります。そのため、チームワークを大事にする人間性を持っていることは非常に大切になってきます。チームや仲間のことに関心を持ち、助け合いながら仕事を進めるという意識を常日頃から持つことが大事になってきます。


1.4.3 まとめ

 今回は複業を実現するための、選ばれる人材の条件に関して紹介していきました。ポイントとしては以下になります。

✓専門性X成果で評価されるジョブ型雇用が主流になる
✓複業を実現するには、ジョブ型雇用で求められる人材の4条件が重要
 ①セルフマネジメントができる人
 ②専門性
 ③信頼できる人
 ④チームワークを尊重できる人

 次回は、職種ごとに見る最低限必要なスキルに関して見ていきます。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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