34年ぶりに小学生時代の日記を読んだ
実家の片付けをしているときに、小学6年生の時に書いた日記帳を発見しました。手に取るのは、じつに34年ぶりです。
ふだん小学4年生の娘に、文字を丁寧に書くよう口うるさく指導しているのですが、自分が小学6年生の時の字は、笑えるほど雑で、誤字脱字だらけ。主語と述語はねじれまくり、文の途中から空想の世界に突入していて笑えました。
日記には、小説家になりたいだの、発展途上国で井戸を掘りたいだの、オランダでチューリップを植えたいだの、世界一周グルメ旅行に行きたいだのと、将来の夢がいくつも書かれていました。
それを読んで、「この感覚、いいな」と思ったのです。
誰かに遠慮したり、自分を低く見積もることなく、100%ピュアにやってみたいことを素直に書けるっていいな、と。
大人になって人生の方向性を模索するとき、「生計を立てられるか」、「家庭とのバランス」、「体力」、「自分のスキルが通用するのか」など、条件を加えて考えますよね。そうすると、わくわくしない選択肢しか残らないことってありませんか?
Will Can Mustのフレームワークやストレングスファインダーとかで自己分析するのもよいと思うのですが、いくら自分を分析しても発想にブレークスルーがなくて、自分の箱から出られないあの感じ。
「なんの気負いもなく、やってみたいことが自然に思い浮かんでくる感覚」が、子どものころの日記を読んで少しだけ呼び覚まされた気がします。
2024年のやりたいことリスト、あの感覚をたよりにリストアップできそうな気がしてきました。