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タコの読書日記

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タコが捕食した本たちの紹介
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記事一覧

なにが人に書くことを促すのか、なにが書くことを躊躇させるか(カフカ『彼』を読んで…

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【読書日記】斜陽の国で『ブッデンブローク家の人びと』を読む

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【読書日記】芸術家と市民:誰が誰に仕えるのか

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【読書日記】ケーベル先生と漱石

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【読書日記】愛と暴力の子どもたち(イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』)

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【読書日記】自分に向けられない愛への愛(トーマス・マン『トニオ・クレエゲル』と『…

柳田国男が主催するイブセン会という文人の集りで、イプセンの『野鴨』を論じたことがあった。…

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【読書日記】吾輩は猫から見た人間である(夏目漱石『吾輩は猫である』)

いつぞやも書いたが、自分が物を書きはじめたのは小学校四年生のときで、漱石の『吾輩は猫である』の真似をしたのが最初である。実は内容はほとんど理解できなかったのだが、猫の主観から世間を眺めるという視点が面白くて、そこだけ真似をしたのである。だけども、世間を知らない子どもがいかに世評をしようとしたって世評にならない。結局、マンガみたいな話にしかならなかった記憶がある。 とにかく、自分にとっては漱石はまず『猫』であった。あの漱石の顔はいつでも江戸っ子のひねくれた諧謔趣味と結びついて

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【読書日記】ひとつの自分とたくさんの自分(漱石『虞美人草』と『坑夫』)

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【読書日記】「今夜は月が奇麗ですね」のロマンチック(漱石『三四郎』)

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【読書日記】「自分のため」から「他人のため」へ(漱石『それから』)

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マフィアの政治哲学と人間の尊厳(レオナルド・シャーシャ『真昼のふくろう』)

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「未開」に魅せられる者(M・バルガス=リョサ『密林の語り部』)

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近代的英雄としての名探偵

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世界全体を敵に回す人々(マリオ・バルガス=リョサ『世界終末戦争』)

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