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小中学校における特別支援コーディネーターの実際とこれからについて

今年度は、生徒指導主事と特別支援コーディネーターを兼ねていることもあり、様々学んでいる日々です。2021年度も終わりかけに特別支援コーディネーターの仕事の重要性と自分のその仕事への甘さを痛感したので、反省の意味を込めて、ここに記しておこうと思います。

特別支援コーディネーターの実際

自分が住んでいる小学校の入学説明会では、特別支援コーディネーターが入学説明会にも参加し、通級指導教室の説明等を行ったりしてくれます。その他の小学校からの情報を聞くと、小学校では低学年、中学年、高学年に一人ずつ特別支援コーディネーターがおり、週に1回交流をしておられるそうです。

しかし、自分が所属する中学校では、そういった交流はありません。以下の記事にあるように、今はグレーゾーンと呼ばれる、表には分かりづらいですが、支援が必要な子どもが多くいます。したがって、中学校でも、そういった子に対しての教師間での交流は必要だと思われます。

また、以下の記事にもあるように、小学校では特別支援学校に所属していたのですが、中学校になると高等学校への進学を考え、特別支援学校から通常学級に変更する生徒が多くいるのも事実です。そういった子どもが中学校で一斉授業を受けて困るのは目に見えています。

こういった子どもに対して、威圧的な指導をしたとしても子どものためにはなりません。したがって、特別支援的な支援が必要になってきます。このような中学校の実態がありますが、特別支援コーディネーターが中心となって特別支援的な交流が行われているかといえば、NOです。

これからの特別支援コーディネーター

https://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/pub_c/c-59/c-59_01.pdf

上記のリンクに載っているように、(自分が勉強不足であっただけですが)特別支援コーディネーターが中心となり、生徒の交流を行った上で、保護者の窓口になったり、関係機関との連携を行う必要があると思います。

したがって、対応等に困っている先生がおられたり、保護者がおられたりしたら、校内委員会等を開いた上で、外部機関であったり、保護者との面談であったりつないでいけたらと思っています。

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