【進路事務もこれで余裕!?】進路事務GPTを使えば、最強の進路指導主事が常に手元にいる!?
今回は、個人的に結構使える情報です。結論から言うと、ChatGPTのAdvanced Data AnalysisのPDF読み取り機能の精度が上がった気がするので、進路面談がめちゃくちゃ楽になるんじゃね!?という内容です。
そろそろ、進路面談の時期だと思います。僕は昔中学校3年生の担任をしているときに、進路面談が不安すぎて、いろんな資料をでかい紙袋に入れて、持ち歩いてました。
で、保護者や子どもから聞かれたことにゴソゴソと分厚い資料を取り出して、ペラペラとめくって必死に答えていた記憶があります。
今回の内容は、それをパソコンやiPadにChatGPTを入れておけば、進路関係についてサラッと調べて、サクッと答えることができるようになるためのものです。
進路事務GPTを使えば、最強の進路指導主事が常にいる状態になる!?
進路指導主事の仕事
進路指導主事は、Perplexityに聞けば以下のような仕事があるようです。
僕が、今回できるかなと思うのは、上の太字の部分です。日々生徒対応に忙しい担任は、進路に関する情報を入手する時間がありません。だから、進路主事に聞いて、それを生徒や保護者に伝えることが多いです。
ただ、面談では、担任が一人で、保護者や生徒と対応することが多いです。進路指導主事が常にそばにいることは不可能なので。。。
進路事務GPTの作り方
進路事務GPTは使えば使うほど精度が上がると思います。注意する点は、生徒の個人情報や私学の内部情報を入れたら駄目な点です。今回使うのは、ホームページに公開されている令和6年度の京都府公立学校の入試情報です。
これをChatGPTのAdvanced Data Analysisに読み込ませました。
進路事務GPTとのやりとり
最初いきなり失敗したのですが、高校の名前を資料に載っている通りに入力しないと、検索してくれません。以下のように洛北高校ではなく、京都府立洛北高等学校というふうに入力する必要がありました。
募集定員の読み込み
以下のように、検索をしてくれます。
全部は載せませんが、資料に載っている要項はこんな感じです。このような表に載っている文から読み取ってくれています。
学力調査の配点
続いて、学力調査の配点です。先程の、要項から以下のように読み取ってくれました。
ただ、配点が150点を135点と読み間違えています。
これについては、間違いを訂正して上げる必要があります。それを「学んでください」といって学習させました。これを繰り返すことで、進路事務GPTがどんどん成長していくと思われます。
募集学科、人数、検査項目と配点をすべて教えてもらう
最初のうちは、間違いを訂正して、学習させると、以下のようにまとめて情報を正しく伝えてくれます。
元データと照らし合わせてもしっかり答えてくれます。
まとめ
結構使えませんか?最初のうちは、読み間違いがあると思いますが、少なくとも、PDFをChatGPTに入れておいて、それを検索したら、どのページにあるか教えてくれるので、それだけでも荷物と調べる時間の削減になります。
あとは、自分で調べるときとか、同僚の先生に聞かれたときに、さっと調べることができますし、なんなら、すべての先生がこのやり取りができるようになれば、そのコミュニケーションが省かれて、生徒に関わる大事な情報の共有にコミュニケーションを使えます。
最終的には、進路指導主事というポストがChatGPTが変わって、なくなった分、生徒に関わる仕事をすれば良いと思います。
こんな積み重ねをしていけば、今の教員不足の中でも、AIにやってもらう部分、教師しかできない部分を分けて少ない人材の中で生産性を上げて、教育をよりよくできるような気がしました!!
今回は以上です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!
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