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インドの教育革命がエグい!!AI教育だけでなく、「学位重視」から「能力重視」へ/今週の気になるAIニュース、他/週刊教育・AI・育児日記 第20号
さて、夏休みももうそろそろ終わりですね。。。
夏休みは結局夏休み前が一番楽しいですね!夏休みの真っ只中は、あと何日とか数えてしまって、心から楽しいのは、夏休みが来るのを待ってる間だなと改めて思いました!
さて、AI教育ですが、インドがさまざま動こうとしている印象です。GDPのランキングですが、日本はドイツに抜かれて話題になっていましたが、おそらくインドにもあと数年で抜かれるでしょう。
このような状況にある日本ですが、今後教育をどのようにしていったら良いのでしょうか?
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今週の気になる教育×AIニュース
①【国内ニュース】病気と闘う患者の不安寄り添うAI 岡山大が開発、病院で全国初導入 | 共同通信
岡山大学の研究チームが、がんなどの重病患者の不安に寄り添うAIメンタルケアサポートシステムを開発し、全国初の病院導入を実現した。LINEを使って24時間対応し、患者の不安や孤独に寄り添う会話を提供する。システムは「心さん」と「葵さん」の2パターンがあり、医療行為に関わる発言はしない。開発者の長谷井准教授は、若年層の患者が多い骨軟部肉腫の診察経験から着想を得た。AIと人が連携し、より良い治療を目指す。
一見、教育とは関係ないのですが、この効果が明らかになったら教育に応用可能だと思います。
おそらく、患者の不安寄り添うAIよりも人間のほうがよいと思う方が多いと思います。ただ、医療業界も人手不足なため、看護師さんが健全に患者さんの話を聞き続けられると言ったら、そうではないと思います。
また、患者さんも看護師さんが忙しそうにしていたら、話しかけづらかったりすると思います。
その点AIはずっと寄り添ってくれますし、イライラもしないです。
これは、教育にも同じようなことが言えて、人手不足の中、生徒の勉強支援、メンタル支援、をAIにも代替可能な部分がでてきたら、教師や子どもにとってメリットが多いと思います。
②教科横断的な「データサイエンス」で、科学的な探究学習を深める宮城県仙台第三高等学校|マナビカエル 高校の学びを次の時代へ|文部科学省
宮城県仙台第三高等学校は、教科横断的なデータサイエンス教育を通じて科学的探究学習を深めている。数学と情報を融合した「SSデータサイエンス」や、保健体育科と家庭科の連携による実践的な学びが特徴。教員同士の協力体制や「SSH-授業づくり研究センター」を設置し、探究活動を支援。生徒はデータ分析を通じて論理的な思考力を養い、社会課題への意識を高めている。今後は教科横断的なPBLの拡大と成果の発信を目指している。
めちゃくちゃおもしろい実践をされていると思いました!!
教科横断を目的にすると、上手くいかないかもですが、あるプロジェクトがあって、その目的のために、結果的に教科横断的に学習するという流れが良いなと思ってます。
また、データ分析もされている点も面白いです!AIも使えることですし、こういった学習はどんどん発展して、より良いものにしていきたいですね!
③達人 安藤先生に聞く生成AI活用術:教育とICT Online
・安藤昇氏は生成AIを活用した教育分野の第一人者であり、GIGAスクール構想の導入におけるエキスパートである。
・生成AIの効果的な活用には、定型的な作業に対応したプロンプトの書き方を学ぶことが重要。
生成AIを活用した教育分野の第1人者である安藤先生の記事です。この夏いくつか講演を見ましたが、安藤先生の名前は必ずでますし、安藤先生が講演されることもよくありました!!
この記事は初心者の方に特におすすめですが、それだけではなく、この記事を読んで、自分の使いやすいプロンプトを集めていくことと同時に、プロンプトを自分の使いやすいように磨いていくことも大事だと思いました!
あと、それを元に最終的には探求とか自分の学習に使えるメタ認知botを作れたら良いなと企んでます笑
④AIチャットボットが教育を台無しにしている
この記事は、AIチャットボットが教育に与える悪影響について論じています。主な要点は以下の通りです:
- ChatGPTなどのAIチャットボットが学生の間で人気を集めているが、教育の未来にとって壊滅的な影響を及ぼす可能性がある
- AIが生成する文章は平凡で独創性に欠け、特定の単語(例:「tapestry」)を過剰に使用する傾向がある
- AIを使用することで、学生が文章作成のプロセスを通じて得られる重要な思考力や創造性の発達を逃してしまう可能性がある
- 長期的には、AIへの依存が医師、エンジニア、プログラマーなど、様々な職業で必要とされる高度な思考力の発達を妨げる可能性がある
- 結論として、学校でのAIモデルの使用を標準化すべきではなく、学生がAIの提供する平凡な内容に満足することは、知的能力の低下という大きな代償を払うことになると警告している
AIチャットボットが教育に悪影響がある部分もあると思います。ただ、良い影響もあるのではと思うんですよねー。
この点はもう少し議論をしたいのですが、子どもたちがAIを当たり前のように使う未来は来ると思います。学校が禁止をしたとしても、家で必ず使うようになると思います。
「電卓VSそろばん」 「パソコンVSノート」 っというどっちかではなくてどちらにも良さがあると思います。
なので、AIを教育に使う上でもメリット・デメリットをはっきりさせておいたほうが良いなと思ってます。
さすがに、今これですとは言えないので、今後少しずつ色々実験しながら考えたいと思います。
⑤【海外ニュース】AI: 究極の勉強仲間 - インドの教育に革命をもたらす - Adgully.com
この文章は、AIが教育分野にもたらす革命的な変化について説明しています。主なポイントは以下の通りです:
- 個別化された学習:AIは各学生のニーズに合わせた学習体験を提供します。
- リアルタイムフィードバック:学生は即座に学習の進捗を確認できるようになります。
- 教師の役割の変化:教師は情報提供者からガイドやメンターへと役割が変わります。
- 教育へのアクセス拡大:AIは遠隔地や資源の乏しい地域でも質の高い教育を提供する助けとなります。
- 学生の参加度向上:インタラクティブな学習体験により、学生の参加度が高まると期待されています。
また、AIを活用することで、教師は授業計画の作成や評価プロセスを効率化できる可能性があります。ただし、AIの使用には倫理的な配慮が必要であり、教育者が常にプロセスに関与し、監視することが重要です。
インドもどんどんAIを用いた教育に力を入れている感じです。上記のポイントは、日本でも言われていることなので、どこまで現場で使われるかが見ものですね!!
⑥インドの教育改革 「学位重視」から「能力重視」への転換
インドの教育改革に関する記事の要約は以下の通りです:
インドは教育システムの変革期にあり、「学位重視」から「能力重視」への転換を図っています。
現在の問題点として、大学卒業者の高い失業率があります。これは学校教育と社会的ニーズの間にギャップがあるためです。
改革の方向性として、以下が挙げられています:
・実践的なスキルの習得を重視したカリキュラムの導入
・産業界と教育機関の連携強化
・AIを活用した個別化学習の推進
これらの改革により、学生の就職率向上と産業界のニーズに合った人材育成を目指しています。
また、AIの教育への活用についても言及されており、個別化された学習体験の提供や教師の業務効率化などが期待されています。
学位よりも本人の能力重視というのは本当に大事だと思います。
日本では、表立っては言われていないですが、結局学位重視の世の中です。
AIの教育利用もそうですが、インドの教育も変わろうとしています。
日本は果たしてこのままでよいのでしょうか。。。
活動報告
教育AI勉強会
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8月30日は別の勉強会と被ったので、延期です。
ただ、8月はなんやかんやで3回勉強会をすることができました!
最後の回は、質問会もできて、初めてAI使う方におすすめのAIを紹介することもできました!!
9月からはまた月1〜2回の勉強会をします。興味があったらぜひ、ご参加ください!!
オンライン読書会
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8月の読書会は、オフライン開催ができました!!
9月はまたオンラインになりますが、少しずつ人数やつながりが増えて、楽しくやってます!!
ラジオ
なんやかんやで、週1回は続けてますwww
YouTube
こちらも、NoLangを使ってどんどん更新してます!!
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テキトー教師について
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