世界の見え方が変わる「スリーgood」
前回に短編記事で紹介した
「今日あったいいこと3つ見つけること」
この過程を私たちは「スリーgood」と呼んでいます。
1日にたった3ついいことを見つけるだけでなにが変わるのか。
課題で取り組み始めた時に、私も思いました。
本日はスリーgoodが及ぼす影響と体験談について書いていきたいと思います。
1,スリーgoodのコツ
①脳のシステムを利用する
引き寄せの法則というワードをご存じでしょうか。
ご機嫌な自分でいると、自然といいことが寄ってくるという考え方です。
実際、この世は縁起説で成り立っているのでいいことも、わるいことも
引き寄せで起こっているといえます。
引き寄せの法則は、ご機嫌な自分でいないといいことは寄ってこないというわけではありません。
日々の生活の中で、いいことも悪いことも平等にやってきます。
でも、自分にはいいことは少ないと思う人もいるかも知れません。
それは、いいことが少ないのではなくて
いいことをキャッチするためのアンテナが伸びていないからだと思います。
さらに言い換えると引き寄せはご機嫌に左右されません。
脳のシステムを理解すれば簡単に引き寄せることができます。
脳には脳幹毛様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)というシステムが存在するのをご存じでしょうか。
Reticular Activating System
(レティキュラー アクティべーティング システム)といいます。
この頭文字をとってRAS(ラス)と呼んでいます。
RASの機能を使って私たちは引き寄せを毎回行っています。
引き寄せは1日に数万回にも及ぶのでRASのフィルターで不必要なものは目に入らないようになっています。
②盲点から焦点にする
脳は考える臓器ですが、とても燃費が悪いです。
考えすぎるとすぐにエネルギー(ブドウ糖)を消費します。
他の臓器からしたらクレームを言いたくなるほど、手がかかる臓器です。
脳は脳で、省エネに努めようとしています。
どんな省エネ努力をしているかというと
「わたしってこういう感じだよね」
とざっくりと捉えていることがほとんどです。
自分の脳でさえも自分のことを決めつけています。
これを
生理学的盲点
といいます。
盲点を盲点のままにしていれば、当たり前ですが盲点のままです。
盲点のままだと引き寄せは生まれないので
盲点を焦点へ切り替える作業を行います。
これがスリーgoodです。
③引き寄せの一例
たとえば、iPhoneを長年同じのを使っていてそろそろ新しいのに切り替えたいなと思ったとします。
今だと最新機種はiPhone15になります。
ほしいと思ったらまず、ネットで調べたりして今度の機種では写真をきれいに撮りたいなーとかイメージしたりしたとします。
翌日、電車や街を歩いていると携帯会社を見かけたりiPhone15を持っている人を見かけるということも多くなりました。
職場にいくと、友達がiPhone15を持っていたとします。
「それいつ買ったの。使用感どう?今度買おうと思ってるの」と話がはずみ触らせてもらうことで機種変更が現実的になってきます。
さらに今、買い替えるとキャッシュバック3000円だよという友達からの情報も得ることができて、仕事が終わったその足で携帯ショップに行ってiPhone15を手に入れるとができた。
これも引き寄せです。
iPhone15は2023年9月22日から発売しているため、急に出てきたわけでなく半年ほど前から世の中には存在していたわけで、自分が意識していなかったから気が付かなかっただけかもしれません。
iPhone15を買いたいと思ったからこそ、自分の脳の検索エンジンに引っかかり情報を集め始めたから目につくようになってきます。
ちなみに、私の友人は妊活を始めようと思った次の日に街を歩いていたら、妊婦さんとすれ違う頻度が多くなったと言っていました。
自分のまわりの友人も妊娠・出産する人が増えてきて、友人も妊活に取り組みだして半年後妊娠し、去年の年末に第一子を出産しました。
これも引き寄せにひとつと言えるでしょう。
2,世界との接続方法を変える
私たちは、生まれて今日まで経験を通して価値観も一緒に育んでいます。
その価値観とは「思い込み」ともいいます。
この思い込みは出来事を通して生まれるプログラムのようなもので無意識に身体にすり込まれています。
子供のころからのすり込みである場合もあり、多くの場合は両親や身内といって親しいひとの価値観をそのまますり込んでいることがあります。
育まれた価値観を通して世界を見た場合、つらくしんどい世界を観ることもあります。
ですが、観えかたを脳のシステムがわかれば変えることも可能です。
思い込みのめがねを変えてみませんか
という提案です。
世界を変えることはできません。
だけど、自分の内側から世界の見え方を変えると世界は変わってくるのです。
3,やってみよう。スリーgood
①スリーgoodの方法
・今日1日、いいことが3つ起こる」と設定します。
・いいことを3つ探す。
・いいことがあったら書き出す。
・毎日3つ探し出して書き出すことを3ヶ月続ける。
②スリーgoodのポイント
・否定形はいれない
「今日は怒られなかった」
「今日は落ち込まなかった」
否定形は脳が受け付けないので肯定的な分に変えてください。
「今日は褒められた」
「スムーズに行えた」
「今日は気分よく過ごせた」
という感じです。
・小さなgoodを探す
日常の小さな幸せが世界の見え方を変えていきます。
「朝の空気がおいしかった」
「道端の花がきれいだった」
「申し送りがスムーズにできた」といった小さな出来事を見つけていってください。
・具体的に書く
私がスリーgoodを始めた時に
「仕事が楽しかった」と書いたことがあります。
仕事の何が楽しかったかもっと具体的に書いてくださいと講師より指摘されたことがあります。
仕事は8時間続きます。良かったことの一部分を切り取ってgoodを作っていってくださいね。
・自分のgoodを書き出す
これまで、何人もの人とスリーgoodのやり取りをしましたが、自分以外のことでgoodを書き出す人がいます。
優しいゆえに、自分以外のひとの幸せを自分の幸せと思うひとも多いと思です。
例えば
・むすこが賞を取ってきた
・職場のひとに褒められた
・○○さんと○○さんが優しくてありがたい
自分以外の人の作用でのgoodではなく、
自分の内側から出てくる感覚や言葉でgoodをつくることがポイントです。
もちろん、ほかの人との関りでgoodを作ることも大切ですがそれは、次のステップです。
ここではあくまでも自分のgoodを見つけることに集中してください。
③スリーgoodの例
どんなスリーgoodがあるかイメージできるよう私が行ったスリーgoodを何個かお見せします。
参考になれば幸いです。
私のスリーgoodもなかなか抽象的だなと思います。
もっと具体的でも大丈夫です。
このスリーgoodを続けただけで人生が好転したひともいます。
友達とlineでスリーgoodのグループlineでアップしあったり、keepメモで書いたりしてもいいと思います。
一度、試してみてください。
本日もブログを見ていただきありがとうございました。