中学歴史教科書自由社 VS 学び舎 1. 強制連行・強制労働(1)
今回は、自由社と学び舎の、中学歴史教科書の対決です。それでは!いよいよ試合開始です。教科書徹底比較、炎のデスマッチ第1回は、強制連行・強制労働です。
学び舎は、281ページ、戦争被害への補償で「この企業は、被害者に謝罪して和解金を支払い、記念碑を立て、強制連行と強制労働の事実を後世に伝える取り組みを続けています。」と記述しています。しかし、誰が、強制連行したのか、誰がさせられたのか、いつ、どこでについては何も書かれていません。側注には河野洋平元官房長談話と韓国の金学順のことがかかれていますが ,これだけでは生徒も父兄も何のことか分かりません。恐らく先生が教室で詳しく教えるのでしょう。そして生徒は、戦争中日本は、強制連行をした。強制労働をさせたと記憶にのこるでしょう。従軍慰安婦の話もその時出てくるかもしれません。さて、これらのことは事実なのでしょうか?なぜ学び社は、北朝鮮による拉致事件や強制連行・強制労働の日本兵シベリア抑留をかかないのでしょうか?これこそ北朝鮮や旧ソ連による日本人への国家犯罪なのです。
これに対し自由者は、273Pで「日本人を拉致し、自国の体制強化のために利用した。日本は三度に渡り拉致被害者と家族の一部を帰国させたが、依然として数百名ともいわれる日本人同胞が不当に拘束されている。」と記述しています。また248Pでは「シベリア抑留の見出しで、記述しています。読みます・・・
しかし自由者は、中国人や朝鮮人に対する強制連行も強制労働も、また慰安婦についても記述していません。
一体どちらが正しいのでしょう。
生徒さんたちにとっては重大な問題です。義務教育ですから保護者の方にとっても、ひと事ではありません。