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【登山初心者必見】靴擦れ知らずの快適登山!場所別の原因と対策を徹底解説

山で会ったらこんにちはー!低山ハイカー英武ゆうです!今回は登山で誰もが一度は経験したことのある「靴擦れ」について、その原因から対策まで詳しくご説明していきます。

靴擦れの種類と発生しやすい場所

靴擦れと一言で言っても、人それぞれ悩む箇所が異なります。主な靴擦れの発生箇所には、かかと、指の上部、親指や小指の付け根(外反母趾や内反小趾)、タコや魚の目、そして土踏まずなどがあります。それぞれの原因と対策について詳しく見ていきましょう。

かかとの靴擦れ対策

かかとの靴擦れは最も一般的で、その原因は一つではありません。まず大きな要因として、靴のサイズが合っていないことが挙げられます。わずかなサイズの違いでも、靴の中で足が動いてしまい、摩擦が起きて靴擦れの原因となります。

対策としては、まず正確な足のサイズを測ることが重要です。登山靴専門店では、足の長さを測る専用のメジャーが設置されていることが多いので、自分で測るか、店員さんに協力してもらって正確なサイズを知ることをお勧めします。

また、かかとの形状も人によって大きく異なります。真っ直ぐなかかと、やや湾曲したかかと、突出したかかとなど、形状は様々です。このような個人差に対応するため、以下の対策が有効です:

  1. テーピングやジェル状の専用パッドの使用

  2. インソールの活用による足のズレ防止

指先の靴擦れ対策

指の上部での靴擦れは、特に下り坂で多く発生します。これは靴の中で指が動いてしまうことが主な原因で、足の周囲のサイズが合っていない場合や、肉付きが薄い人に起こりやすい傾向があります。

対策としては、適切なサイズのインソールの使用や、必要に応じてテーピングを施すことが効果的です。

外反母趾・内反小趾への対応

外反母趾は親指が外側に向かって曲がることで、親指の付け根の関節が内側に押し出される状態です。一方、内反小趾は小指が内側に曲がることで、小指の付け根の関節が外側に押し出される状態です。

これらの問題に対しては、以下の対策が有効です:

  • ワイドタイプや4Eなどの幅広の登山靴を選ぶ

  • 専用のクッションパッド(ソルボクッションパッドなど)の使用

  • 必要に応じて整形外科での相談

タコと魚の目の違いと対策

タコと魚の目は一見似ているように見えますが、その性質は大きく異なります。タコは皮膚の角質が厚くなったもので、正常な皮膚との境界があいまいです。一方、魚の目は皮膚の表面から内側に向かって尖った形で形成され、境界がはっきりしているのが特徴です。

タコの場合は、お風呂上がりなど皮膚が柔らかくなった時に軽石や専用のやすりで優しく除去することができます。しかし、魚の目の場合は体の内側にできるため、市販薬での治療や、症状が進行している場合は医療機関での処置が必要になることがあります。

土踏まずの靴擦れ対策

土踏まずの靴擦れは、シューズが合っていないことや、不適切な靴下の使用が原因となることが多いです。特に登山用ではない一般の靴下を使用すると、足と靴下の間に遊びができてしまい、靴擦れの原因となります。

このように、靴擦れは発生する場所によって原因も対策も異なります。快適な登山のために、自分の足の特徴を理解し、適切な対策を講じることが重要です。

より詳しい解説や実践的なアドバイスは、YouTube「低山ハイカー英武ゆう」チャンネルでご紹介していますので、ぜひチャンネル登録をお願いします。


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