週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想② 多重統治
みなさんこんにちは。今回は週間東洋経済2/13発売の郵政崩壊を読みました。その感想を郵政グループの社員の目線から私なりに述べていきます。よろしくお願いします。
多重統治
ステークホルダーの中でも社内で人事権を握っていたのは本社は鈴木康元上級副社長(元総務事務次官)、支社長以下の人事は全特(全国郵便局長会)が実質握っていた。郵政のトップは政府が過半数の株を持っているので首相官邸の意向が強く働くとありました。
その通りだと思いました。郵政の組織は警察の組織を模したといわれています。現在も国営時代の人事や組織がたくさん残っています。これから人事面、組織面は改革が行われることになっていますので、現代にあった形になると思っています。郵政グループが株式会社になったのが、2007年。東京証券取引所に3社が上場したのが2015年。2020年度に入り経営理念、経営方針、行動憲章の研修が徹底されています。ここは前にも述べましたが、役員、社員が業務を進めるうえで絶対的な行動指針となるものです。株主を含む全てのステークホルダーが同じ方向を向くためには経営理念、経営理念の徹底が重要だと感じました。
みなさんいかがでしたでしょか。歴史のある会社だけに色々なことがありますね。一緒になって郵政のことを考えていきましょう。ありがとうございました。