郵便局員のnote

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郵便局の〒マークについて。

郵便番号の前に当たり前に使われている 「〒」の由来をご存知でしょうか。 郵便局の象徴ともいえる「〒」マークは 1887年逓信省(ていしんしょう:郵便や通信を管轄する中央官庁)より発表されました。逓信とは「取り次いで音信を通ずること」という意味で、宿駅から宿駅へ荷物を送る「駅逓」と「電信」の文字を組み合わせたものだと言われています。 「〒」マークになった由来は諸説ありますが、 一つ目は逓信省の頭文字である「テ」を表しているという説があります。 二つ目は当初は逓信省(Teis

    • 週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想⑦ 2.7兆円の不動産

      みなさんこんにちは。今回は週間東洋経済2/13発売の郵政崩壊を読みました。その感想を郵政グループの社員の目線から私なりに述べていきます。よろしくお願いします。 眠る不動産2.7兆円の行方 日本屈指の大地主。簿価は2.7兆円。最大手の三菱地所、三井住友不動産にも比肩する規模だ。保有不動産は遊休化が著しく開発は進んでいるが、実際に収益を生み出せる土地は限られているとありました。 その通りだろうと思いました。オフィス、商業施設、ホテル、住宅になるようなので収益が出せる場所は限られ

      • 週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想⑥ 関連子会社260社

        みなさんこんにちは。今回は週間東洋経済2/13発売の郵政崩壊を読みました。その感想を郵政グループの社員の目線から私なりに述べていきます。よろしくお願いします。 子会社260社 郵政グループの関連子会社は260社あり、そのことにより経営の効率化を阻んでいる。効率の悪いことを続け、元幹部らを潤す為のコストになってしまっているとありました。 勉強不足で申し訳ないですが、子会社260社あること自体知りませんでした。決算書、ディスクロージャーなど見ましたが、そのくらいありそうですが全

        • 週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想➄ 労働組合(JP労組)

          みなさんこんにちは。今回は週間東洋経済2/13発売の郵政崩壊を読みました。その感想を郵政グループの社員の目線から私なりに述べていきます。よろしくお願いします。 労働組合(JP労組) 日本郵政公社の職員で構成されていた、組合員数約13万7,000人の「日本郵政公社労働組合(JPU)〔旧:全逓〕」と約8万3,000人の「全日本郵政労働組合(全郵政)」の二大労組の統合によって誕生した。組合員数は約22万600人(発足時点)となっており、単一組織労働組合としてはNTT労働組合の約1

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        郵便局の〒マークについて。

          週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想➃ 全特(全国郵便局長会)

          みなさんこんにちは。今回は週間東洋経済2/13発売の郵政崩壊を読みました。その感想を郵政グループの社員の目線から私なりに述べていきます。よろしくお願いします。 全特(全国郵便局長会) 小規模の郵便局局長にある者を構成員とし、1953年(昭和28年)に発足した任意団体。毎年開催される総会は政治色が強く現れ、長年自由民主党の有力な支持組織となっている。実質的に19000人いる局長の労働組合的役割を果たしている。 選挙の面では恐るべき組織力を発揮する全特。全特ビル(六本木)には

          週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想➃ 全特(全国郵便局長会)

          週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想③ 再国営化

          みなさんこんにちは。今回は週間東洋経済2/13発売の郵政崩壊を読みました。その感想を郵政グループの社員の目線から私なりに述べていきます。よろしくお願いします。 再国営化   郵便局の税負担を減らすために「郵便局ネットワーク維持交付金」制度があり、これは消費税減免にとどまらず税金を投入する可能性を含んでいる。この制度を作ったのは「郵便局の新たな利活用をする議員連盟」会長の野田毅衆議院議員(全特総会に毎回出席)。赤字の店舗を維持し、田舎の生活者を守るためのものとありました。 増

          週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想③ 再国営化

          週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想② 多重統治

          みなさんこんにちは。今回は週間東洋経済2/13発売の郵政崩壊を読みました。その感想を郵政グループの社員の目線から私なりに述べていきます。よろしくお願いします。 多重統治 ステークホルダーの中でも社内で人事権を握っていたのは本社は鈴木康元上級副社長(元総務事務次官)、支社長以下の人事は全特(全国郵便局長会)が実質握っていた。郵政のトップは政府が過半数の株を持っているので首相官邸の意向が強く働くとありました。 その通りだと思いました。郵政の組織は警察の組織を模したといわれていま

          週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想② 多重統治

          週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想① 国有民営企業の郵政グループ

          みなさんこんにちは。今回は週間東洋経済2/13発売の郵政崩壊を読みました。その感想を郵政グループの社員の目線から私なりに述べていきます。よろしくお願いします。 国有民営企業の郵政グループ 株式を国が保有しているため経営の自由度は低いとありました。 その通りであると思います。それだけではなく日本にある民間企業が既に行っている事業に新しく参入しようとすると、外部の民間企業から「郵政が民業圧迫している。」と声が聞こえてくる。その後、自民党の政治家同士がごちゃごちゃとやって何とな

          週間東洋経済2/13 郵政崩壊を読んだ感想① 国有民営企業の郵政グループ

          郵政グループの歴史を振り返る

          みなさんこんにちは。今回は郵政グループの歴史を振り返ってみたいと思います。歴史のある会社らしく古い慣例、公務員気質、多重統治と現代でも昔のままのことが多く残っています。郵政グループをどのように現代用にして経営していくのか、社員として一緒に考えていい方向になればと思います。それでは紹介していきます。 1871年(明治4年)郵便創業(東京と京都・大阪間に新式郵便の取り扱いを開始) 1872年 (明治5年) 書留郵便の取扱い開始 郵便の全国ネットワーク完成 1873年 (明治6年

          郵政グループの歴史を振り返る

          郵政グループ社員が是非もなしで公務員の行動規範と株式会社社員の行動指針の紹介。

          みなさんこんにちは。前回まで郵政グループの主要事業の経営理念の紹介をしてまいりました。 郵政グループの社員は公務員と株式会社の会社員を両方経験されてる方が多くいます。 今回は公務員の行動規範と株式会社社員の行動指針の紹介していきます。 公務員の行動規範 人事院の公務員倫理から抜粋させていただきました。 ・国民全体の奉仕者であることを自覚し、国民に差別的 取扱いをせず、常に公正な職務の執行に当たる ・常に公私の別を明らかにし、職務や地位を私的利益の ために用いない ・権限の行

          郵政グループ社員が是非もなしで公務員の行動規範と株式会社社員の行動指針の紹介。

          株式会社かんぽ生命保険 経営理念

          経営理念とはかんたんに言うと、経営者の哲学や信念に基づき、企業の根本となる活動方針を明文化したものです。また、経営理念は企業が最終的に目指す理想像を明文化したものでもあります。経営理念は創業からの想いが形になったものですから、たとえ経営者が変わっても不変の理念として受け継がれます。役員、社員が業務を進める上での絶対的な行動指針となるものです。 筆者は民営化後に入社していますが、公務員として社会人をスタートされた先輩方は依然として、公務員のマインドが根付いている人が多い印象を

          株式会社かんぽ生命保険 経営理念

          株式会社ゆうちょ銀行 経営理念

          経営理念とはかんたんに言うと、経営者の哲学や信念に基づき、企業の根本となる活動方針を明文化したものです。また、経営理念は企業が最終的に目指す理想像を明文化したものでもあります。経営理念は創業からの想いが形になったものですから、たとえ経営者が変わっても不変の理念として受け継がれます。役員、社員が業務を進める上での絶対的な行動指針となるものです。 筆者は民営化後に入社していますが、公務員として社会人をスタートされた先輩方は依然として、公務員のマインドが根付いている人が多い印象を

          株式会社ゆうちょ銀行 経営理念

          日本郵便株式会社 経営理念

          経営理念とはかんたんに言うと、経営者の哲学や信念に基づき、企業の根本となる活動方針を明文化したものです。また、経営理念は企業が最終的に目指す理想像を明文化したものでもあります。経営理念は創業からの想いが形になったものですから、たとえ経営者が変わっても不変の理念として受け継がれます。役員、社員が業務を進める上での絶対的な行動指針となるものです。 筆者は民営化後に入社していますが、公務員として社会人をスタートされた先輩方は依然として、公務員のマインドが根付いている人が多い印象を

          日本郵便株式会社 経営理念

          日本郵政株式会社 経営理念

          経営理念とはかんたんに言うと、経営者の哲学や信念に基づき、企業の根本となる活動方針を明文化したものです。また、経営理念は企業が最終的に目指す理想像を明文化したものでもあります。経営理念は創業からの想いが形になったものですから、たとえ経営者が変わっても不変の理念として受け継がれます。役員、社員が業務を進める上での絶対的な行動指針となるものです。 筆者は民営化後に入社していますが、公務員として社会人をスタートされた先輩方は依然として、公務員のマインドが根付いている人が多い印象を

          日本郵政株式会社 経営理念