![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156094925/rectangle_large_type_2_4b77a36fbbc9f7345282c0f29eedc562.png?width=1200)
Photo by
piccolotakamura
【掌編400文字の宇宙】口は災いのもと…感情でもっともコントロールしにくいのは怒り
病は口より入り、禍は口より出ず。(『太平御覧』人事)
自ら勝つ者は強し。(『老子』三十三章)
BBBは、常に言葉に気をつけて生活するよう心がけていた。ことばはある種の幾何学的なエネルギー体であり、悪口を言えば、それが浮遊して自分にかえってくることをおそれたのである。
己を修めて人を責めざれば、則ち難より免る。(『左伝』閔公二年)
人の性は悪なり、其の善なるは偽なり。(『荀子』性悪篇)
其の身を正すこと能わずんば、人を正すを如何せん。(『論語』子路)
そして、自身の鍛錬と、身を正すことにも気を使っていた。
交わりを絶ちても悪声を出ださず。(『史記』楽毅伝)
人生まれて静かなるは、天の性なり。物に感じて動くは性の欲なり。(『礼記』樂記)
およそ人は愛に死し、怒りに死し、威に死し、義に死し、利に死す。(『司馬法』厳位)
ある日買った馬券が外れた。
「ざけんな。ころすぞコラあぁッ!」
とBBBは口に出して言った。
◇参考・引用
中国故事名言bot(新)