012 さくっと日帰り〜飯能〜
1）平日の真ん中ぽっかり振休
先月休日出勤した分の振替休日。期日までに取得できるのが、業務の関係で週の真ん中の水曜日しか取れない。このなんとも中途半端な休日、家でのんびりしていたら仕事のメールを見たりして休みなのに働いてしまいそうだ・・・もったいないお化けの気持ちがむくむくと湧いてくる。かといって遠出したら翌日の仕事（びっちり詰まっている）のパフォーマンスが落ちそうで・・・
ということで、考えた結果、地元の駅から鈍行電車に乗って遠い駅へいってみようと思いついた。これならラッシュ時間を避ければ座って行けるし、体も楽。電車の中で読むミステリー小説を持って、のんびり家を出る。（朝ぐだぐだしていたら、午前10時はゆうにまわってしまっていた。）
2）結局、電車の中で仕事
世の中は平日、なので案の定、会社からのメールや電話が入る。急ぎのメールは座席に座りながら返信し、電話は途中下車して、乗ってきた電車を見送ってホームで通話し、また次の電車に乗る。という感じでやっていると気持ちは休日モードになかなか切り替わらない。が、そんな状況にイライラしても仕方ない。急ぎの案件だけは対応しないと自分の気も晴れないし、そうするとこの後の時間も楽しめないと言い聞かせて片付けた。まぁなんとか一段落してしばらくしたら終点の飯能駅に着いた。
（せっかく持参したミステリー小説だったが、あまり進まなかった。。。）
3）街歩きの前に・・・
飯能についたらプチハイキングをしようと思っていた。が、想定よりも到着が遅くなってしまったので、駅に着くなり、「お腹がすいた〜」と心が叫んでいる。はてさて、全く予備知識がない街だが、何を食べればよいだろうか？今日もGoogle先生に頼ることにしよう。Google Mapで駅周辺を開いてハイキングコースの途中にある飲食店マークが付いているお店をポチポチとタップしてみてターゲットを定めた。店構えはよさそうな印象だが、実際はどうだろうか？
Mapを頼りに店の前まで行ってみると、3〜4人店の前に座っている。うん、よさそうだ！と私も列に並ぶ。メニューをみながら何を注文すべきか？待っている人がいるということは人気店、だとすると看板メニューは？全く予備知識がないので、一か八か勘と食べたい気持ちで決めよう。
13時半すぎだったので15分ほど待ったら入ることができた。悩みに悩んで選んだのは、肉つゆうどん（小）。ランチは軽くしておこうと思って唯一（小）があった肉つゆうどんを選んだのだった。しかし、（小）は（大）じゃないの？と思うくらいのボリュームのうどんがやってきた。
肉つゆの具もつめつめの盛りだくさん。すごい！これは正解！
うどんもコシがあってとても美味しかった。今日はなんかラッキー、そんなことを感じながら美味しくいただいた。
4）天覧山プチハイキング
満腹になったところで、いよいよプチハイキング。「天覧山」へ向かう。天覧山のことは昨年ある方から教えていただいて行ってみたいなと思っていたが、チャンスがなく今日まできたが、ちょうどいい機会が巡ってきた。展望台まで登りはじめること約15分から20分くらいだっただろうか、真冬だがポカポカした日だったので、気持ちよく登ることができた。
山頂から見る景色は美しかった。特に秩父側の風景は、心が洗われるような想いにさせてくれる景色で心に染みた。持参した水筒で一服しながら景色を楽しみ、下山する。
さぁ、お土産を買って家に帰ろう。
5）帰りの電車は奮発してみた
行きは鈍行電車だったが、すれ違う電車で窓がどどーんと大きい特急電車を見かけ、帰りはあれに乗ってみたいと思った。
そこで、恐る恐る特急料金を調べてみたら、池袋までなんと600円とお安い！今日は振休、自分へのご褒美とすることにした。乗り心地といい、見える景色といい文句なしの素晴らしい特急。車窓を楽しんでいるうちに池袋駅へ到着。一気に現実に戻ってしまった。
ぽっかり休日を最初はどうしようかと思っていたし、午前中は仕事をひきづってしまっていたけど、終わってみれば大満足の休日になった。これも飯能ののんびりした雰囲気のおかげ。秩父連峯の景色は中毒性があるのか、帰宅した今も脳裏に焼きついている。また違う季節に天覧山登ってみよう。仕事に疲れたら飯能へ。ムーミンバレーパーク以外にも魅力がたっぷり。🧳
