Masae Aoki

「足ルヲ知ル旅」 そこそこ、ぼちぼち、小さな旅の記録。 スロウペースで直近の旅と昔旅した記憶を綴っていきます。 その土地のスーパーや雑貨屋をパトロールするのが好き。

Masae Aoki

「足ルヲ知ル旅」 そこそこ、ぼちぼち、小さな旅の記録。 スロウペースで直近の旅と昔旅した記憶を綴っていきます。 その土地のスーパーや雑貨屋をパトロールするのが好き。

最近の記事

008 平和をかみしめる旅〜知覧〜

1)旅への後押し この年の初めに新卒で入社した会社の同期が他界した。すごく親しかったわけではないのにかなり衝撃を受け、さまざまな思いが交差し、そして、旅は行けるうちに行かねばと気持ちがはやった。そう、長い間ずっと知覧に行ってみたいと思っていたのに、これまで休みが取れないだの、一人で行くのはちょっと気が重いだの、行けない理由を見つけては実行に移せないでいた勇気のない自分。しかし、この友人の死のショックから教えてもらったこと、それはいたってシンプル。やりたいと思っていることがある

    • 007 さくっと日帰り〜京都〜

      1)ふたたびの日帰り旅 1月の日帰り京都旅に味をしめ、9月のある日、また行くことにした。。。今回もJR東海ツアーズ「ずらし旅」を利用。1月の時より進化しており、Webサイトで全て完結、かつ当日でも予約便をずらせるという素晴らしい改良がされていた。ありがとう、JR東海ツアーズさん。 前回(詳細は001にて)から8ヶ月しか経っていないのになぜまた京都へ行くことにしたかというと、仕事がらみでどうしても早めにリサーチしておきたいものがあったからだ。とはいえ、あくまで自己投資のプライベ

      • 006 週末旅〜山陰〜

        1)「小心者旅」がいい塩梅 山陰は、東京からものすごく遠くて気合を入れないといけないエリア。この年になるまでずっとそう思い込んでいた。ところが、この夏、米子に仕事関係のイベントがあり、、、だったらそれをリサーチしに行くという動機にかこつけて思い切って行ってみようか、この機会を逃したら一生行くきっかけを失ってしまうかもと気がはやり、ちょっと計画してみた。 とはいえ、小心者というか会社員向きでないというか、有休を言い出せるのもせいぜい1日が限界(気持ちが)。後ろめたいと旅も楽しめ

        • 005 さくっと日帰り〜三条&長岡〜

          1)楽しいクラフトフェア通い 素敵な雑貨を発掘するために長年通っている展示会では飽き足らず、7、8年くらい前からクラフト市もパトロールしている。当初は東京周辺中心だったのだが、コロナが落ち着いた頃から日帰りで行ける首都圏以外へもパトロール範囲を拡大中。「もしかしたら素敵な雑貨に出会えるかも、、、」という一心でフラフラと行ってしまう。バイヤーの性だ。 そんなわけで、少し前になるが、三条のクラフトフェアへ行ってみた。東京駅から新潟県の三条/長岡まで日帰りで、無理なく行ってくること

          東京人のトーキョー散歩〜ニコライ堂〜

          1)東京の中心で異国文化を体感 御茶ノ水駅は“学生街”という印象が強いが、聖橋側に出ると一度は見学してみたいスポットがいくつかある。まず、聖橋といえば、今やJR中央線×JR総武線×東京メトロ丸の内線が交差する有名な撮影スポット、そして湯島聖堂と神田明神、さらに絶対外せないのがこの「東京復活大聖堂(ニコライ堂)」だ。 駅から徒歩2、3分なのでちょっとした隙間時間に訪れることができる。(ただし、拝観時間が限られているので出かける前に拝観時間をあらかじめウェブサイトで調べてから出か

          東京人のトーキョー散歩〜ニコライ堂〜

          東京人のトーキョー散歩〜子規庵〜

          1)「坂の上の雲」の舞台 昨夏、NHKドラマ「坂の上の雲」をもう一度観たくなり、加入しているU-NEXTのNHKパックで観た。俳優さんたちの演技は素晴らしく、改めてよいドラマだと感じた。ドラマでは、子規の闘病の様子が描かれていることからか子規庵への興味がわいた。ついドラマの本筋とは離れて、家の様子とかが気になってしまうのだ。 ある平日の昼間、庵の前まで行ってみた。人間ドックの健診センターへ行く道の途中にあることを知ったので。残念ながら土日のみの開館らしい。東京下町に生まれ育っ

          東京人のトーキョー散歩〜子規庵〜

          東京人のトーキョー散歩〜旧乃木邸〜

          生まれて育って、今も生活している街のせいか東京を観光の目で見ることはこれまでほとんどなかった。外の世界が魅力的で、なにかというと海外を旅してばかりの人生で。なので、2020年に突然世界が閉ざされて唖然。とはいえ、人生は続いていくんだ。閉ざされているなら足元の東京をじっくり味わってみよう、そんな気持ちが湧いてきて、それ以来、自分が興味ある場所を時々訪ねている。 1)司馬遼太郎著「殉死」 “殉死“という行為に衝撃を受けたのは、高校生の時。夏目漱石の「こころ」を読んだことにはじま

          東京人のトーキョー散歩〜旧乃木邸〜

          004 雑貨店巡り&旧友に会いに行く旅〜博多〜

          1)これまで縁がなかった街への憧れと期待 出張がほぼない仕事をしているせいか、博多は大都市にもかかわらずこれまでご縁が薄く、一度はゆっくり街を歩いてみたいと思っていながらもなんとなく機会を作れないでいた。そんななか、担当しているブランドが博多のイベントに出品することになったので、これは足を運ぶ絶好のチャンス到来。現場を自分の目でみてみたい、ついでに雑貨店巡りをしてみたいと一泊二日の旅を計画した。そして、福岡に行きたい理由はもう一つ。久しぶりに在福の昔の会社の後輩にお会いしたか

          004 雑貨店巡り&旧友に会いに行く旅〜博多〜

          003 素敵な雑貨に出会う旅〜盛岡〜

          1)なぜ盛岡へ? 去年知った「北のクラフトフェアMORIOKA」の存在。2回目となる今年は行ってみたいなと年の初めに手帳に記しておいた。クラフトフェアに足を運びたい理由の一番は仕事のネタ探しのためであり、ライフワークバランスが尊ばれているご時世に逆行する行動だが、雑貨好きなので問題なし。金曜日に有休をいただき、一泊の週末旅。(土日に出かけ、翌日仕事というパターンは業務パフォーマンスが落ちるお年頃になってきたので、無理せず有休という選択肢をとらせてもらった。)まぁいいよね、社会

          003 素敵な雑貨に出会う旅〜盛岡〜

          002 さくっと日帰り〜佐原〜

          1)念願が叶うまで 以前からずっと訪れてみたいと思いつつ実現できないでいた佐原訪問。今年こそ行くぞと、2023年TODOに入れていたくせに、一人旅は慣れているくせに、なぜか決行できずにうじうじ。。。 そんな時、兄姉と慕っているご夫妻が30年ぶりに拠点を日本に戻されたので「日本らしい場所に日帰り旅しませんか?」とお声がけし、お付き合いいただくことに。あ、ここは一人旅ではなく行きたかったんだと、気づく。 2)バスが便利 お二人は埼玉方面から車でいらっしゃるということで、佐原駅前

          002 さくっと日帰り〜佐原〜

          001 さくっと日帰り〜京都〜

          1)行こうと決めるまで 休日出勤の振替休を1月19日までに取得せねばならず、休みを入れたはよいが、このままだといつものようにだらだらと消化してしまう予感大。せっかくの振替休&平日休、肩肘張らずにどこかへ行きたいなとぼんやり思っていて、軽く調べた新幹線代、京都まで往復3万円近いのか・・と決断できずに。 ところが、19日の約1週間前、仕事関係の飲み会にてJR東海ツアーズの「ずらし旅」というお得な商品があることを教えていただき、さっそく調べてみると・・・ 日帰りプランは東京発往復2

          001 さくっと日帰り〜京都〜

          000 旅の記録をはじめる。〜自己紹介〜

          自己紹介をかねて初めての投稿です。 ◇ 生まれ育ったのは、東京・下町の二軒長屋。祖父も父もこの街で仕立て屋を営んでいたので、私は仕立て屋の子です。 いつの頃からか外の世界を見てみたいと願い、せっせとアルバイトに精を出し、友人と旅立った初海外は欧州5週間の旅。以来、ときどき旅に出ています。 といっても大層な旅はしていません。近場でも遠出でも、日帰りでも長旅でも、そこそこ、ぼちぼちでいいんです。 そして、旅に出ると「我、足ルヲ知ル」。自分の心がリセットされ、また歩き出せるのです。

          000 旅の記録をはじめる。〜自己紹介〜