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令和4年12月11日(日)の日記

朝ごはんに前日仕事場で頂いた仕出し弁当を中心に食べる。


一見、ご飯が多いようでいながら白米が100gぐらい玄米50gだからぎりぎりOKな感じだし、
卵焼きに煮豆、ミートボールみたいなのは豆腐ハンバーグみたいなやつだからめちゃくちゃ健康志向な仕出し弁当だった。
だから、朝ごはんにいいかな、と考え実行した。
これといつもの野菜サラダとヨーグルト、バナナ、ブラックコーヒーを足せばいいし、
昼を軽めにすればいい。

10時頃から外出。
歩きで三郷にあるピアラシティへ。
徒歩で1時間とちょっと。
程よいウォーキングだ。
ドトールで時間調整のお茶をした後、
城定秀夫監督作『夜、鳥たちが啼く』を見る。
主人公の小説家とシングルマザーの絶妙な距離感と部屋の空気感がいい。
かつての元夫婦との様子と夫婦になりそうでならない二人の様子、さらには元夫婦の不和の原因など随所にポランスキーの『水の中のナイフ』に通じるものを感じさせるが、
中盤ちょっと間があった気がした。
悪くはない。

映画を見たあと、隣接しているイトーヨーカドーでサラダやOikosを買ってフードコートで食べる。
これがお昼ごはん。

最近はショッピングモールや一部のコンビニにもフードコートやイートインというのがある。

したがって、フードコートの濃い店やレストランに入る必要がなく、ショッピングモールのスーパーで野菜類やOikos、ブラックコーヒーを買って、フードコートで食べる。こういうチョイスが出来る。

要は何を選ぶかなんだよね。

また時間があるので、
再びドトールで時間調整。

辺見じゅん原作「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」の映画版である瀬々敬久監督作『ラーゲリより愛を込めて』を見る。
シベリアに抑留された日本兵たちの話で、しかも実話ベース。
瀬々敬久監督らしく時代描写と
基本厳しく辛いが全部が全部辛いばかりではなく
緩急を絶妙に織り交ぜた繊細な作りの上品なヒューマンドラマ。
後半はシベリア抑留版『生きる』とも言いたい重い泣きのヒューマンドラマ。油断すると泣きそう。
唯一、ラストシーンは蛇足。
一応、冒頭との繋がりはあるし、 このシーンの時代描写は間違っていないが 
見ていて辟易する。
テレビドラマ版繋がりの寺尾聰を出しても……うーん。
そこさえなければ絶賛出来たかも。
二宮和也&北川景子の熱演に次ぐ熱演、
感情の起伏が激しい桐谷健太や
逆に抑え気味の安田顕など見所満載。 
瀬々敬久監督作品としては『アントキノイノチ』や『護られなかった者たちへ』とイマイチ乗れなかった作品もたまにあるが、
『64-ロクヨン -前編 / 後編』、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』、『友罪』、『楽園』、『糸』、『とんび』など個人的には当たりが多く、
昨今の邦画では数少ない信頼している監督である。
白石和彌、吉田恵輔、深田晃司、西川美和、荻上直子、山下敦弘らと比べると商業寄りでヒューマンドラマ色が強いが見逃してはいけない作品を作る監督の一人である。

ピアラシティから徒歩で帰宅。
夕飯はこんな感じ。


U-NEXTでフェリーニの『8 1/2』を少し見て寝る。



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