2022年 映画ベストテン(恋愛映画部門)
■総評:「2022年のベストテンばかりの投稿でしつこい!」とお思いの方が多いでしょう。はい、ボクはしつこいです(笑)。ということで、恋愛映画のみで2022年映画ベストテンを作ったらこうなった。
ポイントは半分が他のベストテンでは珍しい作品がランクインしている所。3位の『プアン/友だちと呼ばせて』はアジア映画部門、4位の『わたしは最悪。』と5位の『ストリート・オブ・マイ・ワイフ』はヨーロッパ映画部門でもチョイスしているが、7位の『チケット・トゥ・パラダイス』と9位の『クライ・マッチョ』は他の部門でもランクインしてない独自路線だ。『チケット・トゥ・パラダイス』は『ミート・ザ・ペアレンツ』タイプながら親目線のウエディング映画で、南国を舞台に熟年のジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツのロマコメというワーキングタイトルらしいロマコメ。『クライ・マッチョ』はイーストウッド爺さんのメキシコウルルン滞在に老いらくの恋というイーストウッド映画では珍しいタイプの映画だったのでどちらも印象に残る。
1位の『リコリス・ピザ』と4位の『わたしは最悪。』は似たような自由奔放タイプのヒロインの話だからハマれる人はどんハマりしそうな映画。『もっと超越した所へ。』は恋愛群像劇、『プアン〜』は『ブロークン・フラワーズ』タイプの元カノ巡り、ミソジニー/ミサンドリーにギリギリアプローチの『ストリート・オブ・マイ・ワイフ』、還暦間近なのに高校生のような熟年恋愛を見せた『トップガン マーヴェリック』、集団の中から比較的プラトニックな中学生恋愛を見せた『かがみの孤城』と、作品作品で恋愛と一口に言えど豊かなグラデーション見せ、この1年楽しめたかな。
1位:『リコリス・ピザ』
2位: 『もっと超越した所へ。』
3位:『プアン/友だちと呼ばせて』
4位:『わたしは最悪。』
5位:『ストリート・オブ・マイ・ワイフ』
6位:『ウエスト・サイド・ストーリー』
7位:『チケット・トゥ・パラダイス』
8位:『トップガン マーヴェリック』
9位:『クライ・マッチョ』
10位:『かがみの孤城』
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