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『井の中の蛙、大海を知らず』その先知ってる?
社内や飲み屋で立ち話をします。
よく聞くワードに
『あいつは井の中の蛙だから仕方ないよ』
があります。
(下衆くてすみません。)
皆さんも経験ないですか?
あたかも
裸の王様的上司、
業界に囚われている人
を皮肉るときに
使うことがほとんどだと
思います。
ネガティブワードですね。
でももちろん僕も使ったことは
何度もあります。
なんならヘビーユーザーでした。
そして学のない僕はようやくその先を知りました。
井の中の蛙大海を知らず
されど空の深さ(青さ)を知る
本文より
「狭い世界に生きて広い世界のことを知らない」という意味のことわざですが、
実は後になって
「されど空の深さ(青さ)を知る」
という続きが作られたそうです。
「狭い世界で一つのことを突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることが
できた」ということをあらわしています。
なによ、日本人なんだから
知ってて当たり前だろ?
と思ったあなた。
ごめんなさい、知りませんでした。
でもこの言葉を知って、
晴れやかな気持ちになりました。
むしろ褒め言葉なんだと。
そして何事にも特化する
素晴らしさを表す、
現代にピッタリな言葉と
知りました。
こらから
言葉の表面をなぞるのだけは
やめようと思います。
ことわざは格言と違う
なんか格言て、
確かに良い事言ってるけど
押し付けがましく思えたりします。
そして格言は
誰が言ったか特定できます。
有史の偉人や著名スポーツ選手、
有名な社長さんなど。
でもことわざは出典がわかりせん。
つまり古くからの人間の知恵です。
言い伝えです。
それが現代に受け継がれている
経験による真実なんです。
三つ子の魂百まで。
紫式部が源氏物語で
書いたとされていますが、
実際には文字に起こしただけで、
紫式部が経験しないことには
書けません。
きっと紫式部が誰かから聞いたのを
書いたかもしれませんね。
そもそも紫式部が書いたなど
だれが証明できるのでしょうか?
↑ 面倒臭い奴。
三つ子の魂百まで
は、現代では科学的に根拠がないと
言われてますが
間違いではありません。
自分の胸に手を当てたら分かるはず。
違ってたらごめんなさい。
議論することではないですが、
じゃあなぜそう言われてきたか
誰も証明することは出来ません。
↑まだ言ってる。
特にことわざは
何百年にも渡り言い伝えられた
先人の知識、知恵をギュッと凝縮した
物語、ストーリーです。
格言みたいにああせぇこうせぇ
こうあるべし
という感じじゃないところも魅力的。
ことわざは簡潔でわかりやすい。そしてなにより本質です。
昨日今日出来た言葉ではありません。
人間が後世に伝えたいことを
例え話としてわずか数語で
単的に表現してます。
もはや言葉のアートです。
歴史を噛み締めて使うものだと
敬意を表したいです。
深く知ることは世界が広がる
天文学者にしても、
サーファーにしても
突き詰めて行くと
新しいステージに上がります。
簡単に人が見れない景色です。
世界的サーフブランドの
billabong社はかつてこんな広告を
出しました。
ONLY A SURFERS KOWS THE FEELING
画像出典元:amazon
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/1604
当時僕はこの言葉にシビレました。
そして誇らしかったのを覚えてます。
サーフィンも狭い世界です。
でもある程度乗れるようになり、
見える景色が変わり、
サーファーと自ら名乗れた時、
より一層自己肯定感が高まるのです。
帰属意識ですね。
俺はサーファーなんだ!
極める、究める、
正直どっちが正しいか分かりません。
かつては
サーファー?
なんか遊んでそ〜
軽そ〜
女遊びすごそう
民度低そう〜←ほっとけ!
色々言われましたが、
今は気になりません。
その深さを知っているからです。
そしていざその学びが今の僕を作っています。あなたはどうですか?
もっと井戸に入りたい。
ドラムであり、
バイクであり、
マーケティングであり、
ブランディングであり、
セールスライティングであり
政治であり、
世界情勢であり、
そしてnote。
するといつのまにか世界が
広がっていることに気づかされます。
達観などしたくありません。
極めた先には成長がないからです。
あ、でも与えることは出来るよね。
極めていくことで何が得られるかって、
心のゆとりです。
動じない心。
本質を見抜こうとする目。
だから今が人生で一番楽しいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました😊